イランで大変かことが起きているようです。何と、水不足からの反政府デモだそうです。それが、独裁者糾弾の動きになっているそうです。
宮崎さんが報告してくれています。それにしても、こんなことが起きていると日本のマスメディアは報道したのでしょうか。
今や、金儲けの為に五輪報道に夢中なのでしょうか。やはり、日本のマスメディアは宮崎さん一人に適わないようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)7月28日(水曜日)
通巻第6997号
イランの反政府デモが、首都テヘランへ。「独裁者に死を」
ライシ新政権発足直前。大波乱の予兆か
水不足が原因でフゼスタン州から始まったイランの反政府デモは、7月18日に警官隊が発砲し、8名が死亡したと報じられた。7月26日にはテヘランの幹線道路を防ぐように大規模なデモとなって、水不足より「独裁者に死を」と訴え始めた。
独裁国家イランにおいて、明確に反政府を掲げてのデモは久しくなかった。
ましてライシ政権が八月からスタートするが、最初は水不足だけの要求だったためハメネイ師は「デモを取り締まるな。民衆の声を聴け」と命じていた。
民衆の声が聞こえた。
「ハメネイよ、死ね」の叫びだった。
これは大変なことになりそうですね。弾圧にならなければ良いのですが。と言うか、イランの独裁制が崩壊すればこれほど良いことはないでしょうが、全力で弾圧するのじゃないでしょうか。