太陽光発電の営業に携わる私としては気になる嫌な記事がありました。以前にも他府県から来た営業が最初から騙 すつもりで法外な値段で設置しているのがありそのやり口に腹を立てたものですが、未だにあるようです。
住宅用の太陽光発電システムをめぐり、訪問販売業者による強引な押し売りが続出している。
東日本大震災後の電力不足を背景に、その日のうちの契約を強要したり、玄関に何時間も居座ったりする悪質なケー スも出ている。国民生活センターに寄せられた相談件数は4月以降、昨年同期比で約3割増えており、消費者団体は「契 約は急がず、複数の見積もりを取って見比べてほしい」と呼びかけている。
「営業所が被災して仕事が出来なくなった。格安で提供するので買ってほしい」。東海地方の無職男性(70歳代) は震災後に業者の訪問を受け、設置費込みで330万円で契約した。だが、後からインターネットで調べると同じ商品が 200万円で販売されており、同センターに5月、「減額できないか」と相談した。
同センターによると、太陽光発電 システムについての苦情は4月以降、前年同期比181件増の756件(25日現在)。約8割が訪問販売のトラブル だ。(2011年7月25日14時35分読売新聞)
最初から騙すつもりですから良いことしか言いません。未だにその手口に引っかかる人が居るようです。そのお陰 でか、こちらはけんもほろろな扱いを受けることがよくあります。何で、こんな扱いをされなければならないのかと思う こともありますが、お客様にすれば、誰であれ訪販は嫌なものとの刷り込みがあるのでしょうね。多くの訪販がそうした お客様を作ってしまったということでしょう。
これで思い出すのは太陽風呂です。省エネの良い商品で折角ブームになっていたものを一部の悪徳業者のお陰で市場 が冷え切ってしまいました。
太陽光発電の業界もこんな悪徳業者をのさばらしていると太陽風呂の二の舞になりかねません。それでなくても、 菅・孫連合が太陽光発電の評判を落とすのじゃないかと心配しているのにそれに追い討ちをかけることにならなければ良 いのにと心配です。
困ったものです!