Chinaの王毅外相が好き放題な方言をして帰りました。日本の総理も外相も日本人の評判は最低でしょう。
ところが、宮崎さんが王毅外相の訪問は逆効果だったのじゃないかと書いてくれています。確かに、日本人はだれも好感を持った者はいないでしょう。
それが狙いだったとすれば首相も外相も大したものですが、どう考えてもそれ程の器とは思え無いのが残念です。さて、真相は。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)11月27日(金曜日) 通巻第6714号
王毅外相の訪日は逆効果だったのではないか?
尖閣で傲慢すぎ、自民に替わって志位(日本共産党委員長)までが非難した
中国の王毅外相は11月24日に緊急来日、両国間の協議を行ったが、尖閣諸島問題で日本側の歯の浮くような抗議に、「日本 漁船がはいってくるのは気をつけろ」と、一歩も譲らないばかりか、傲慢な態度を続けた。
「日本の漁船が尖閣に進入している」とあべこべの開き直り、「呆れた暴言」を連発した上、茂木外相との共同会見で王毅は 「尖閣は中国の領土だ」と嘯いた。「真相が分かっていない日本の漁船が絶え間なく周辺水域に入っている事態が発生している。 中国側としてはやむを得ず非常的な反応をしなければならない。引き続き自国の主権を守っていく。敏感な水域における事態を複 雑化させる(日本漁船の)行動を避けるべきだ」。
開いた口がふさがらないが、風貌から見ても京劇役者、王毅は駐日大使のときに表裏を使い分ける狡猾さを見せつけ、なにしろ 現在の彼は政治局員であり、彼の発言と行動はすべて習近平に向けられた演技なのだ。
さるにても、日本側にこれほどの悪感情を持たせるのは、中国外交のメリットには結びつかないだろう。むしろ王毅外相の訪日 は逆効果だったのではないか? 尖閣であまりにも傲岸不遜。志位(日本共産党委員長)までが傲慢と批判した。習の国賓として の来日は宙に浮いた。
他方、バイデン次期大統領は政権引き継ぎチームを発表し、国務長官、国土安全長官、気象問題特別代表など外交と安全保障の メンバーを発表した。国防長官、財務長官の人事指名はまだない。しかし現時点でのチームはトランプの「アメリカファーストの 基本方針は踏襲しないと」している。
日本の小物や王毅は放っておいてもどうってこと無いでしょうが、気になるのは何と言ってもトランプさんの再選。
間違い無いとは思いますが、やはり結果が出るまでは安心できません。
それにしてもトランプさんを落とせば世界は暗黒なのは間違いないでしょう。