この期に及んで小沢幹事長から選挙目当ての値下要求に振り回されたりしている民主党の高速道路通行料問題は滑稽としか言いようが無いですね。
民主党の皆さんと言うより小沢幹事長は国民をバカとしか思ってないのでしょうね。日本人はもう少しまともだと思いますよ。とは言いながらも、そんな民主党を選んだのも国民ですからどっちもどっちですね。
その高速道路にも関連するモーダルシフトについての面白い記事がありました。
四国新聞社 | 香川のニュースより2010/04/22
来日する外国政府の要人は自動車で移動することが多い。長い車列を組み、それを通すために通行を遮断し、道路脇を警備で固める。受け入れ側の負担は大きい。また首都圏は高架や遮音壁が多いから、要人の目に映る日本の風景は、コンクリートの壁ばかりとなりかねない。
今月上旬に来日したビルサック米農務長官は、違った。出身のアイオワ州と姉妹関係にある山梨県を訪れるため、鉄道を使ったのだ。応接室などを備えた特別列車は、新宿からノンストップで甲府に着く。
線路脇は桜が満開。山梨側に入ると菜の花や桃の花が咲き乱れ、長官以下、アイオワ州からの訪問団は大歓声を上げ、駅弁を食べながら車窓から花見を楽しんだ。新幹線を除くと、海外からの要人の移動に鉄道が使われるのは極めて珍しいという。
自動車や航空機による輸送を、鉄道や海上輸送に切り替える「モーダルシフト」は、主に貨物分野で取り組まれてきたが、あまり普及していない。しかし長い目でみれば、鉄道や海上輸送はエネルギー効率が高く、真剣に取り組むべき課題だ。
貨物だけではない。人の移動も自動車依存からの転換期を迎えており、鉄道や船舶などを柔軟に使い分ける仕組みが重要になる。新幹線の技術は海外でも注目されているが、日本が優れているのは、在来線や私鉄を含めた鉄道システム全体だ。海外からの要人の移動に積極的に鉄道を活用すれば、日本の風景や鉄道技術を売り込む上でも好機となるだろう。(K)
これは面白いですね。これで思いついたのですが、政治家や官公庁の公用車を全て廃止するのはどうでしょう。お偉いさんには公共交通やタクシーを利用してもらえば無駄な車を買わなくても良いし、専用の運転手さんも必要なくなります。タクシーやハイヤー会社も売り上げが上がって喜びます。職の無くなった運転手さんを雇ってもらうのも良いのじゃないでしょうか。
まずはお国が率先して車社会から公共交通主体の交通体系への変換を進めるのにこれほど象徴的なことはないでしょう。
実現させたいものです!