我那覇さんが国際ジャーナリストとなり沖縄の情報が減ったこともあって最近は関心が薄れてしまっていました。と言うか、余りに変わらない沖縄の人達の考えに興味がなくなってしまったということです。
その沖縄は知事以下が相変わらず反日で騒いでいるようです。やはり、沖縄の人達はどうにもならないのかも。
今回は、石垣で自衛隊反対派が騒いでいるそうですが、何と相変わらず朝鮮が絡んでいるようです。
何時ものcoffeeさんが詳しく取り上げてくれています。こんな奴等の跋扈を許す沖縄県人はどうしても好きになれません。
全文をリンク元で読んでください。
正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装 の実現より 2023/03/20(月)
石垣島の自衛隊反対派、朝鮮語でスピーチ!ハングルのプラカード!共産党市議「迷彩服で歩かないで」
こちらも続けて取り上げてくれています。こいつ等もあちらの人なのかもしれません。
正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装 の実現より 2023/03/21(火)
Chinaの尖閣へのやり対放題の目的は太平洋への通路と。境界に有る原酒などのエネルギーを自分のものにすることであるのは明かです。
それに比べて何が怖いのかそれを放置したままだ何の開発にとりかかろうとしないのに国民の多くは腹立たしく思っているでしょう。
ところが、驚くような動画を、「もっと知りたい!日本と世界経済」がアップしてくれています。
しかし、どう見ても日本政府にその矜持も度胸もあるとは思えません。Chinaのスパイ議員共にそれが出来るとは思えない。それが出切るのであれば、とっくに尖閣に常駐施設も造っていたでしょう。
とうとう無人機が戦争の主力になる時代が来るのかもしれません。何と、China無人機が沖縄を通過したそうです。当然のごとく空自がスクランブルを掛けたそうです。
台湾のように撃ち落とす度胸がなかったのは悲しいですが、まあ、今の日本政府にそんな矜持も度胸もないのは分かりきっているだけに諦めるしかないでしょう。
中国無人機が沖縄を通過、太平洋を往復 空自機がスクランブル https://t.co/YUoJ4rPjow
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 1, 2023
中国軍のWZ7偵察型無人機の飛行確認は初めてで、防衛省が目的を分析している。
防衛省によると、太平洋に入ると南西に進み、反転して同じルートを通って東シナ海へ戻った。
やはり、日本は無人機に本気になるべきでしょう。虫の無人機によるミサイル防衛を成功させて貰いたいものです。
沖縄県民の本音が分かりません。あの売国奴知事を選んでおいて、今度の那覇市では自民系の市長だそうです。
何と、7市長選の全てで自民党系が勝ったのだそうです。それなら何故あんな知事を選んだのか本当に理解できません。何か裏があるのでしょうか。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 23, 2022
今回の結果により、辺野古移設問題が争点となった名護市や宜野湾市をはじめ7市長選の全てで自民党系候補がオール沖縄系候補を破る結果となった。
このぐちゃぐちゃの沖縄はどうなるのでしょうか。せめて沖縄をChinaに渡すことだけは避けて欲しいものです。
さて、今頃は沖縄をChinaに売り渡すかどうかの結論が出ているのでしょう。今回の知事選には全く興味が沸きませんでした。何といっても、未だに売国奴知事のリードが予想されているバカらしさに沖縄なんかどうにでもなれとの思いがつよかった。
この語に及んで目が覚めないようでは沖縄はもう終わりでしょう。ひいては日本も終わりでしょうが、そんな選択をする沖縄ではそれも仕方ないのじゃないでしょうか。
そんな沖縄選を青山さんが「ぼくらの国会」で語ってくれています。
さて、どちらを選んだのか。嫌な予感しかない。
ウクライナ戦争で、プーチンの侵略戦法が北海道や沖縄への危機が注目されるようになって来ているようです。
北海道のアイヌ問題で警告を発してくれている小野寺さんが、アイヌの独立運動は沖縄独立運動の先を行っていると教えてくれています。
多くの方が勘違いしているが、実はアイヌ独立運動は沖縄独立運動の 先を行っている。琉球独立運動の中心人物である松島泰勝氏が「琉球民族の権利を国連で主張。アイヌ民族から手法 学んだ」と言っている通りなのだ。北海道と琉球の独立運動は連携をしており、間違いなく日本の分断工作である。 pic.twitter.com/D8s1YfIjWK
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) April 4, 2022
それにしても、政府・自民党の危機感の無さには呆れるしかないですね。この危機の時に何にもしないで選挙のことだけ考えているのでしょうか。
日本がどうなろうと選挙で就職することが全てなのでしょうか。やはり、正しい国家観と歴史観を持たない優等生を育ててきた付けは余りにも大きい。
果たして、来年にも日本は存在するのでしょうか。ロシアと特亜3国が日本を占領しているなんてこともあり得そうです。
沖縄が首長選挙等で、少しはまともになってきているのかと思ってましたが、やはりマスメディアは狂ったままのようです。
あの売国2紙は健在と言うか完全にくるったようです。琉球新報がとんでもない記事を書いているようです。
何と、沖縄はChina・ロシア・北を見方に付けるべきなんだそうです。もう無茶苦茶ですね。早く廃刊に追い込むべきです。
琉球新報「世界情勢の不安定化に乗じる形で防衛強化の主張が勢いづ くことに警戒感が高まっています」=ネットの反応「???」「地域の治安が悪くなってきたら防犯を強化するのは 当たり前でしょ」「これを書いたのは防衛強化されたら困る立場の人ってことか?」 https://t.co/HuBzB6x6BG
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) March 21, 2022
琉球新報「沖縄が味方に付けるべき相手は中国、ロシア、北朝鮮のう ちの1国。または3国全て」=ネットの反応「本当に書いてんのかよw」「沖縄県民はこれを見て何を考えるの?賛 成?」「2国は駄目なんだwww」 https://t.co/Qydt0wDzk5
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) March 21, 2022
完全に沖縄を売りたいのでしょう。と言うかここまで狂うまで放置していた沖縄県民にも目を覚まして欲しいものです。
心配していた石垣市長に青山さんも応援演説に行かれた中山さんが無事4選を決めたようです。
この時期に保守分裂なんて恥ずかしい選挙をやる事自体に呆れていましたが、石垣の人達は常識で応えてくれたようです。
石垣市長に自公推薦の中山氏4選 https://t.co/aInTsx3ZGS
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 27, 2022
無所属現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元市議の砥板(といた)芳行氏(52)を破 り、4選を確実にした。
玉城デニー知事や「オール沖縄」勢力は砥板氏を支持しており、秋の知事選などに影響を及ぼしそうだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 28, 2022
1月の名護市長選でも米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設を容認する現職が当選。夏の参院選や今秋予定される県知事選を前に、南西諸島の防衛強化へ追い風が吹く形となった。
この勢いで知事選を何とか勝ち取って貰いたいところですが、この期に及んで金が目的の保守分裂をやっているようでは安心出来ないですね。
我那覇さんを立てる意欲もないようなのでまだまだどうなるか分からないのじゃないでしょうか。
やはり、特亜3国に操られた反日売国左翼・在日共には油断禁物です。
沖縄のバカ知事がとんでもない発言をしたようです。何と、台湾がChinaに侵攻されても自衛隊駐屯地を米軍に使わせないのだそうです。
何時から日本の総理になったのでしょうか。もしかしたら現優柔不断総理から委託を受けているのでしょうか。
このアノニマスポストのタイトルは流石に間違いだと思いますが、どうでしょう。
沖縄の玉城デニー知事「台湾が中国に侵攻しても自衛隊駐屯地を米軍 に使わせない」 =ネットの反応「そんな権限、てめえにはねえよ」「台湾有事に日本が第三者のわけないだろ」 https://t.co/rWxSCFGual
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) January 9, 2022
ちょっと古いですが、最後の琉球国王の玄孫が沖縄の日本復帰について口を開いてくれたようです。
【サキシルニュース】
— SAKISIRU (サキシル)「先を知る、新しい大人のメディア」 (@sakisiru) January 1, 2022
八重山日報が1日、最後の琉球国王、尚泰の玄孫で、現当主の尚衛(まもる)氏の手記を掲載した。これまで尚家は 日本復帰について公の場で発言したことはない。旧王家当主の異例の発言は、国内外で話題になりそうだ。https://t.co/IacoHAWTRw # サキシル # 沖縄
それにしても、沖縄の人達は何時までこんな奴を知事にしておくのでしょうか。流石に、今度は選ばないと思いたい。
我那覇さんの立候補が無いと思われるのが残念です。
暫く静かだった沖縄知事が又してもとんでもないことをやりだしたようです。何と、辺野古の設計変更を承認しないと邪魔しているようです。
最近は北海道や静岡などの首長のおかしな動きが目立って玉城が目立たなくなっていましたが、負けてはならじと本性を表したようです。
産経が【主張】で撤回せよと書いてくれています。
【主張】辺野古の設計変更 知事は不承認を撤回せよ https://t.co/yocgDCCXry
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 27, 2021
沖縄県の玉城デニー知事が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で防衛省が申請した設計変 更を承認しないと発表した。今後、国と県との法廷闘争に発展するとみられ、移設がますます遅れる恐れがある
それにしても、どうして日本の首長に売国奴ばかりがうようよしているのでしょうか。
やはり、地方の劣化は恐ろしいことになっているようです。
結局は、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」ですね。
石垣市の標柱交換を認めないと政府が決めたようです。これも二階や公明党の指図でしょうか。
菅(スガ)さんも最後に認める度胸はなかったのでしょうか。残念です。
〈独自〉尖閣諸島の標柱交換認めず 政府、石垣市に「上陸不許可」 https://t.co/npf0oGIvDl
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 1, 2021
石垣市によると、通知は9月28日付で、「総合的に勘案した結果、政府として上陸を認めないとの結論になった」 としている。
こんなことをやってるから支持率が落ちているのが政府・自民党には分からないのでしょうか。
やはり、高市さんを選ばなかったのは本当に残念です。
日本の軍隊の規律の素晴らしさをインパール作戦での白骨街道などをねぜさんに教わり、その凄さに改めて日本の素晴らしさを思い知ったものです。
それに比べてアメリカを筆頭に世界の軍隊は日本の足元にも及ばないようです。
それは沖縄戦でも発揮されたようです。我が先人は何処まで高潔だったのでしょうか。本当に涙が出ます。
何時ものように全文をリンク元で読んでください。
ねずさんの学ぼう日本より 2021/08/26
沖縄戦で米軍を苦し めた参謀・八原博通大佐
・・・略
「あゝひめゆりの塔」は、その中で、戦傷者の手当をするために野戦病院(といっても洞穴です)に勤務していた女子中学生(いま でいう高校1年生)の少女たちの物語です。
国際法によれば、軍隊が攻撃して良いのは、制服を着て鉄兜をかぶり、手に銃を持った兵に限るとされています。
野戦病院や、婦女子に対する銃撃は、戦時国際法上、あってはならないことです。
戦場は狂気の世界だからという人もいます。
当時の日本軍は、この戦時国際法を常に遵守して行動していましたが、米軍がそうではなかったことには、別な理由があります。
米軍に限らず、当時の世界では、イエローは人として認識されなかったのです。
現代の常識と、当時の常識は異なります。
このようなことを書くと、日本軍もチャイナで民間人を殺戮したではないかと言う人がいます。
その一例としてあげられるのが、重慶への空爆ですが、日本軍が民間人への虐殺をしたというのは、中共の宣伝工作にすぎません。
日本側は、あくまで重慶の国民党の軍事施設のみを狙って、ピンポイントで空爆を行っています。
理由は簡単です。
めくらうちできるほど、日本には砲弾に余裕がなかったし、日本は戦時国際法を守って戦っていたからです。
一方、こうした戦時国際法を逆手にとったのが当時のチャイナ兵で、軍服を脱ぎ、民間人のフリをして街に入り込み、いきなり銃を乱 射して日本兵を殺すということが広く行われました。
これを便衣兵と言いますが、このことが効果があったのは、
(1) 日本が軍服を着ていない者への攻撃をしてはいけないという戦時国際法を遵守していたこと。
(2) チャイナ側がそうした(ある意味義理堅い)日本軍の行動をよく知っていたからこそ意図的に便衣兵が用いられた。
という二つの理由からです。
逆に言えば、それだけ日本がしっかりと戦時国際法を守っていたということの証明です。・・・中略
また、米軍側の特攻による被害の中に、「輸送艦」の文字が見当たりません。
戦闘の勝敗だけを言うなら、敵に対するダメージは、戦艦や空母よりも、輸送艦を叩いた方が、敵のダメージは大きいのです。
防御力が乏しく、食料、砲弾、ガソリン、兵員を満載した輸送艦を撃沈すれば、敵の戦力がいちじるしく消耗するからです。
しかし日本は、敵がどれほど強大であったとしても、こちらがどんなに寡兵であったとしても、どんなに不利な状況にあったとして も、防御力に乏しい敵輸送艦隊への攻撃をしなかったのです。
それが日本の武士の戦いというものだったのです。
ついでに申し上げると、有名なガダルカナルの戦いにおける一木支隊の餓死による全滅は、日本からガ島に食料などを運ぶ輸送船団が 攻撃を受けて沈没したことによります。
これが何度も繰り返されるため、結果として輸送船を送ることができない。
それで一木支隊は食糧不足におちいって餓死しています。
ただし、ガダルカナルは熱帯の島です。
そして島中に、バナナやヤシの木が生えています。
つまり食料が豊富な島なのです。
けれどそれら果物は、現地の人達の重要な食料源となっていました。
そして日本の兵隊さんたちは、誰一人、その現地の人達の食べ物を(目の前にたくさん稔っているのに)、採って食べようとしなかっ たのです。
だから餓死しました。
たとえ餓死することがあっても、他人のものを盗って食べるようなことはしない。
それが日本の軍人さんであり、私達の父や祖父の若き日の姿であったのです。・・・中略
この沖縄戦で出てくる泉知事はこの高潔な方達とは間反対の人間ですが、こうした人が居るのも当然なのでしょう。
それにしても、この八原大佐の作戦が泉に邪魔されることなく実行されていたら歴史もかわっていたのかも。
この話題で何時も腹立たしいのがこの泉が沖縄から逃げて香川の知事になったということです。正に、香川の恥ですが、こればっかりは香川県人の所為じゃないでしょう。それだけが救いです。
石垣市が尖閣の標柱を作成して、政府に上陸を申請したようです。流石中山市長はやりますね。
ところが、予想通り政府は認めないようです。こんなことをやっているからどんどん支持率が下がっているとうことが分からないのでしょうか。
それとも、分かっているが二階や公明党など媚中派を恐れているのでしょうか。これでは、本当に政権交代なんて最悪の事態もありそうです。
石垣市が尖閣の標柱作製 国に上陸申請へ https://t.co/WTrErrS3E8
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 23, 2021
尖閣諸島(沖縄県)が日本固有の領土であることを広く示そうと、同県石垣市が島名などを刻んだ標柱を製作し、 23日公開した。今後は魚釣島など尖閣5島に設置する方針で、国に対し上陸申請を行うことにしている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 24, 2021
「政府は尖閣諸島および周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として政府関係者をのぞき、何人も上 陸を認めない」
さて、政府・自民党はこのまま二階・公明党など媚中派を切ることも出来ずに総選挙をやるのでしょうか。もし、政権交代が起きればいよいよ日本の消滅もありそうです。
その罪の大きさを自民党は分かっているのでしょうか。
今や、閣僚の中で信頼出来るのは岸防衛相しか居ないのじゃないかと思ってしまいます。
只一人、正しい国家観と歴史観を持った閣僚という事かも知れません。こうなると、安倍さんの後継者としては岸さんが一番かもしれません。
その岸さんが沖縄でも手を打ったようです。
防衛省、沖縄県に対抗措置 辺野古サンゴで審査請求 https://t.co/uVKEPDHJtM
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 2, 2021
沖縄県が移植許可を撤回したことへの対抗措置として、行政不服審査法に基づき農相に取り消しを求める審査を請求 した。岸信夫防衛相が防衛省で記者団に明らかにした。
それにしても、この沖縄の問題も戦後の政治の腰の引けた対応の象徴とも言えるでしょう。
決断をしない先延ばしの政治がここまで沖縄の問題をおかしくしたのは間違いないでしょう。
沖縄や北海道などで日本分断作戦が行われているのはネットの世界では殆どの人が知っているのじゃないでしょうか。
とは言え、反日売国左翼・在日マスメディアしか見ない人達には殆ど知られてないのが現状でしょう。
仲村覚さんがそんな陰謀を書いた本を出してくれたようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
その中でも、沖縄が日本であることの証拠を言葉から証明してくれているのが嬉しいですね。
敵は、アイヌと同じように沖縄人は人種が違うとの作戦で攻めていますが、この証拠がそれを粉砕してくれると期待します。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)5月23日(日曜日) 通巻第6919号
書評
国連の場を悪用し、アイヌと政治的結託、日本を分断する大陰謀
沖縄は日本であり、沖縄県人は日本人である
仲村覚『狙われた沖縄 ──真実の沖縄史が日本を救う』(ハート出版)
沖縄で世紀の陰謀が進んでいる。本土と沖縄の分断工作である。
国連を利用し、アイヌと政治的連帯をなして、日本を分断する大陰謀が秘密裏ではなく、白昼堂々と、沖縄で展開されている。
その背後に謀(はかりごと)にかけて天才的な、「某国」がある。
国連で「先住民族勧告」がなされ、首里城は焼け落ちたあと、危険がいっぱいの所有権移転論がある。
そして尖閣諸島に近い沖縄は、某国の前線基地として狡猾に活用されている。
故郷沖縄を誰よりも心配し、将来を懸念している著者が歴史の解明から、左翼の展開する奇妙な陰謀の全貌を抉り出した苦心の 作品である。
方言、神社、DNAから沖縄県人は100%日本人である。ゆえに沖縄の危機は日本の危機である、と主唱されている。
さて評者(宮崎)が仲村氏の論考の中で、とくに注目したのは沖縄語は外国語ではなく、「日本語の方言」が言語学上ただしい のだ、とする定義である。
沖縄語も薩摩語も、率直言って外国語のように聞こえる。だから民族が異なり、先祖は違うのだという主張があった。しかし、 沖縄の方言を緻密に言語学的に分析すると、「日本語と同じ祖語から別れた日本語の方言であり、それも古事記や日本書紀以前の 古代日本語がタイムカプセルのように眠っているのです」(60p)。
例として仲村氏はいくつかを紹介しているが、たとえば蜻蛉である。
沖縄で蜻蛉は「あーけーじゅー」と発音する。「じつはその語源は古事記にあります。古事記では本州のことを「秋津島」と称 していますが、「あきづ」とは蜻蛉のことで、日本の島の形が蜻蛉に似ているから「あきづしま」と称した」
ちなみに東北地方では蜻蛉を「あげず」と呼び、沖縄の方言と似ている。
すなわち「日本の両端の東北と沖縄に発音がすこし変わりながらも方言として残っており、現在の標準語のほうが、「とんぼ」 という新しい単語に変化したのです。つまり、変わっているのは沖縄の方言ではなく、標準語の方なのです」
ウルトラセブンの「チビル星人」の「ちびる」は沖縄語で「頭」のことだ。
古事記にも、「頭」と書いて「つぶり」と読み、古代日本語が沖縄の方言に生きていることが分かる。南風(はえ)も東風(こ ち)も古事記で使われている。
著者は、この語彙をさらに追求し、九州各地の方言、奄美大島の方言などと比較して類似点を列挙している。
近代で沖縄方言を学問的に研究し、集大成した人物が居る。しかも外国人である。
パジル・ホール・チェンバレンだ。お雇い外国人として東大で英語を教える傍らチャンバレンは古事記を英訳し、俳句を英訳した 最初の外国人であり、また国歌「君が代」を英訳した。小泉八雲との親交でもしられる。
そのチャンバレンが沖縄にやってきて「庶民の会話に耳を傾け、沖縄の方言の研究に着手しました。琉球の古語をまとめた『混 効験集』を表し、辞書まで編纂した」
このチャンバレンが「平安朝時代を中心とする日本の古語と比較し、両者はまぎれもなく、共通の祖語から別れてきた姉妹語で あることを証明した」(70p)。
沖縄には数こそ少ないが由緒古き神社が存在している事実も、日本と同根である。
波上宮は、鵜戸神社(ウガヤフキアエズを祀る)のような洞窟を抜け、花屈神社(イザナミを祀る)のような巨岩を祀るため拝 殿しかないというスタイルで、日本の古社と共通する。
もう一つ、本書では触れていないが、沖縄にも縄文遺跡がある。
最大規模は中原遺蹟でうるま市にある。2500年前の縄文遺跡で竪穴式住居跡が多数、出土した。ほかに恩納村に沖泊遺蹟や 荻堂貝塚、野国貝塚など。
沖縄の再認識に大いに裨益する良書である。
あきつしまが日本列島が蜻蛉に似ているからというのは知りませんでした。てっきり、昔から蜻蛉が多かったからと思ってました。又しても、勝手な思い込みでした。
それにしても、こういう素晴らしい本を読んで沖縄だけでなく本土の人達にも信実を知って貰いたいものです。