Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし15. 節分徘徊・吉田神社

2009年03月09日 | Kyoto city
 2月3日の夜は、吉田神社が盛大である。吉田山の山頂まで続く夜店の界隈の雰囲気は、旧正月の賑わいを感じさせてくれるし、この晩に行われる「お火焚祭」は、寒いときに暖まれる火の持つ心地よさがある。
 お火焚祭は、夜を徹して続くが、時計が夜中の12時を大幅に回っている頃に私は引き上げる。途中の道すがらの露天も店じまいをはじめている。 吉田神社の節分をもって、市内の旧正月の行事はすべて終わる。
 節分が終わると、暦の上では立春である。実際今年は、暖冬だった故か、節分を過ぎると市内の気温が高くなり始めてきた。市内も雪が積もることなく、東京よりも暖かい日が続いている。雪が積もらないと少し物足りない感じもあるが、3月に入ると、冬の季節に飽きてくる。早く桜が咲かないかと待ち遠しい気分になるのが3月である。今年は桜の開花も、例年よりは早まりそうである。多分3月下旬の卒業式の頃には、桜が開花するかもしれない。
 昨日は、近隣町内会が寄り集まってボーリング大会があった。運動不足の身には少し腕が痛い。そんなことをしながら、光は、もう春の明るい光に変わっている。


2009年、吉田神社
FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/f3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする