7月6日から毎日車内等でスケッチを描き続けて、調度20日間で、プランがまとまった。この7月26日の日付があるプランを最終案としている。その間に何枚もの基壇や上層階の平面、立面やディテールのスケッチを描いていたが、ここでは省略する。
プラン上に赤や緑のラインは、主にランドスケープ上の視界の軸線であったりする。複数の建築の形態的要素を、視覚的に関係づけようとしたものであり、プラン全体がまとまった形態になるし、CG化するときにも、制作上のよりどころとなるのである。デザインではよく使われる手法である。
こうした手法を最初に用いたのは、実はデザインではなく、19世紀の近代絵画の父と呼ばれる画家ポール・セザンヌである。彼の絵画の中に描かれた微かなタッチをたどってゆくと、絵画の主題に応じた幾何学的な構造が暗示されており、主題を引き立ててくれる。
プランは、256m四方の環境規模に納めており、セカンドライフで制作できるというところまできた。ところがその後制作する必然性がなくなり、そのままイエローブックの中に眠っていたことになる。
このブログでライブで制作してゆくオブジェクトは、実はこのプランを用いている。ヴァーチャルアイランドver2.のブログの冒頭で紹介した基壇部分のCGは、このときのスケッチから起こしたものである。
さて当時のスケッチに基づいてCG化するか、でも面倒くさいことを思い出したと我ながら思う。ボチボチと制作してゆくことにしよう。
イエローブック2007.7.3~9.8
プラン上に赤や緑のラインは、主にランドスケープ上の視界の軸線であったりする。複数の建築の形態的要素を、視覚的に関係づけようとしたものであり、プラン全体がまとまった形態になるし、CG化するときにも、制作上のよりどころとなるのである。デザインではよく使われる手法である。
こうした手法を最初に用いたのは、実はデザインではなく、19世紀の近代絵画の父と呼ばれる画家ポール・セザンヌである。彼の絵画の中に描かれた微かなタッチをたどってゆくと、絵画の主題に応じた幾何学的な構造が暗示されており、主題を引き立ててくれる。
プランは、256m四方の環境規模に納めており、セカンドライフで制作できるというところまできた。ところがその後制作する必然性がなくなり、そのままイエローブックの中に眠っていたことになる。
このブログでライブで制作してゆくオブジェクトは、実はこのプランを用いている。ヴァーチャルアイランドver2.のブログの冒頭で紹介した基壇部分のCGは、このときのスケッチから起こしたものである。
さて当時のスケッチに基づいてCG化するか、でも面倒くさいことを思い出したと我ながら思う。ボチボチと制作してゆくことにしよう。
イエローブック2007.7.3~9.8