秋は嫌いだが、毎日デスクワークばかりでは体によくないので、夕方清水寺迄散歩に出かけることにしている。今頃は午後6時から7時の間に、日没、薄暮とグッドタイムが訪れる。
京都に棲んでいるから、でかけようと思えばいくらでも美しい風景にであえるのだが、いつも同じ清水寺の往復になる。散歩コースとして調度よいのだろう。しかも清水寺は、世界文化遺産だから贅沢な散歩コーズだ。最近は、清水寺の舞台からの夕焼けを眺めるために東山にあがり、薄暮の頃になると清水道や八坂道などの坂道で夕焼けの名残を正面に見ながら、追いかけるように下ることが多い。こうした時間の変化に伴う街のロケーションが、京都は盆地故に、よくできている。
秋は、山に上がるとわかるのだが渇水期である。また街の中にいても、あまり雨が降らずダラダラと残暑が続き、水気のない庭は、美しさに欠けている。台風がきても局地的気象現象だから、コースから外れればあまり雨の恩恵はない。仮に雨が降っても、一気にドサッと降るので、雨に濡れた露地の石畳の撮影にでかけようというわけにはいかない。
京都市の水源である琵琶湖も一番水位が下がる頃だろう。これから冬になり山に降った雪が地中に浸透し、やがて春になると琵琶湖の水となるわけだ。だから今が1年の溜まり水であり、まずいのではと思ったりする。そんなこともあり、どこか1年間のリセット前の耐えしのぐ秋という季節は、好きになれない。
今朝は、ようやく待望の雨が降ったので、少し期待したが、すぐにやんでしまった。
八坂道
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
京都に棲んでいるから、でかけようと思えばいくらでも美しい風景にであえるのだが、いつも同じ清水寺の往復になる。散歩コースとして調度よいのだろう。しかも清水寺は、世界文化遺産だから贅沢な散歩コーズだ。最近は、清水寺の舞台からの夕焼けを眺めるために東山にあがり、薄暮の頃になると清水道や八坂道などの坂道で夕焼けの名残を正面に見ながら、追いかけるように下ることが多い。こうした時間の変化に伴う街のロケーションが、京都は盆地故に、よくできている。
秋は、山に上がるとわかるのだが渇水期である。また街の中にいても、あまり雨が降らずダラダラと残暑が続き、水気のない庭は、美しさに欠けている。台風がきても局地的気象現象だから、コースから外れればあまり雨の恩恵はない。仮に雨が降っても、一気にドサッと降るので、雨に濡れた露地の石畳の撮影にでかけようというわけにはいかない。
京都市の水源である琵琶湖も一番水位が下がる頃だろう。これから冬になり山に降った雪が地中に浸透し、やがて春になると琵琶湖の水となるわけだ。だから今が1年の溜まり水であり、まずいのではと思ったりする。そんなこともあり、どこか1年間のリセット前の耐えしのぐ秋という季節は、好きになれない。
今朝は、ようやく待望の雨が降ったので、少し期待したが、すぐにやんでしまった。
八坂道
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED