Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし107. 和の装い

2009年09月22日 | Kyoto city
 春の桜の頃に撮影したカットを掲載した。私が、秋が嫌いだからといってそこまですることはないだろうと、言われそうだ。ブログも人間が登場したカットを続けたので、その続きである。
 京都では、もう何年も前からコスプレというのが流行っており、当初は舞妓さんの格好で街を散策したわけだ。その格好で人力車に乗るというサプライズもある。本物の舞妓さんと比較すれば、着物の着こなしやデザインで、あっ一寸違うなという感じもし、それに顔つきも違うのでなんとかだが、わかるように思われる。それにデジカメをもっている舞妓さんなんかいないでしょう。
 最近のビジターの装いでは、しごく普通の和服のレンタルというスタイルが圧倒的に多くなった。各人が季節に応じて、思い思いの和の色の組み合わせを楽しんでいるようであり、またこれがなかなか街に良く似合うのである。和服だと、お茶や拝観料が割り引かれる特典もついているようだ。外国人も和服で徘徊している風景を、しばしば眼にする。
 食・衣・住という順に京都人の価値観があるのだが、ビジターはこの価値観の順に京都を楽しんでゆく。 住は土地の狭いところだから後回しにして、という具合にもっとも素直な楽しみ方である。
 私等は順位の下の方から撮影しているので、中々食の写真がないのだが、この辺りの写真は、巷の数多くのブログに掲載されているので、私が扱うこともないだろう。
 それにしても、秋に春のカットは、少し変か!?
 
石塀小路
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
シャッター1/100,絞りf8,焦点距離78mm,ISO800,F2モード
コメント
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