Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし196. 新幹線の選び方

2010年01月09日 | Kyoto city
 先週から今週にかけて、東京まで新幹線で二往復した。お正月休みを実家ですごしたり、母のお見舞いとか、色々と雑用が生じたので。
 私は、新幹線が通勤の足でもあるから毎週利用している。それだけJR東海には、金額からいっても大変な貢献をしているわけだが、京都の老舗のように、あうんの呼吸で対応してくれるわけではない。そのあたりがじつに寂しいが。
 私は、新幹線に乗るときは列車を選ぶことにしている。まず名古屋の大学へ行くときは、各駅停車の「ひかり」か「こだま」だし、京都から東京へ行くときは、新大阪始発の「のぞみ」だ。(駅の掲示板には発地が表示されないで、JRの窓口においてある時刻表が必要)いずれの場合も、余程のことがない限り必ず自由席にしている。椅子を横並びに占拠して、鞄を置き、パソコンを広げて仕事が出来るほどに空いているからである。この10年間網棚に荷物をあげた記憶はない。
 つまり指定席は、先ずもって不便極まりないのである。指定を取っていることで確実に座れるが、そのかわりビジネスや旅行の足が大いに指定席列車の時間に拘束されるのである。
 例えば、もう少し話をして商談につなげたい、会議後の突然の宴席にも顔をだしたい、もう少しゆっくり景色をみたい、市場をもっと見て歩きたい、時間など気にしたくない、という向きには、指定席は全く出張の効果や旅の魅力をそぎ落としてくれる悪弊である。携帯で、直前まで列車を変更できますというのは、新幹線に限っての話であって、在来線はどうなんだいと言いたくなる。
 鉄道というのは、目的にたどり着くための手段の一つでしかない。そんな手段にすぎない鉄道に、どうして旅本来の目的が拘束されるのか、実に理不尽かつ不愉快である。飛行機のように指定席でないところに、鉄道の旅の良さがあると断言しておく。
 ところで、新幹線で、国民の大量移動日に隣接していて自由席が満席だったらどうするか、と言うときは簡単である。グリーン車に行けばよい。指定席と自由席は椅子の仕様が同じだが、グリーン車は格段に仕様が良いのである。
 つまり空いている列車を選ぶこと、自由席であること、それがなかったらグリーン車に行くこと、これが毎週新幹線を利用している最近の私流スキルである。
 ちなみに今日の画像の舞子はぁーーん姿は、そのへんのお姉ちゃん達のコスプレですから.....。

京都市・二寧坂界隈,2009年12月29日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar T*, f2/100mm,ZF.
シャッター:1/250,絞りf8,ISO1250,カラーモードF2.
コメント
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