昨日から名古屋の大学に出かけていた。名古屋は、射すような痛い日差しで大変暑かった。こうした痛い日差しの風景は、しばらく記憶に残りそうだ。
先週撮影した宵々山の頃の画像をアップさせた。オリンパスペンにも、レトロな仕上げをしてくれるモードがあるのだが、この画像は、ホントに街全体がレトロな色に包まれた際の実写である。
雨上がりの夕方、西の方の空気中の水蒸気のなかを夕方の光が通り抜けると、街全体がレトロな色合いに染まるわけだ。カメラの設定や映画などで見られる、つくられたレトロ感とは異なり、やはり現実のレトロ感の方が、様々な色が混ざり合って綺麗であった。
ところで撮影方法というのも二通りある。一つ目は、自然現象の変化に、こちらの生活をあわせて行動してゆく場合である。今日の画像も、家に帰ってから雨上がりの夕方の光が特徴的だなと思って再度街にくりだして、夕陽を追いかけていた時のもである。
二つ目は、時間があるから撮影にでも行こうといった具合に、自分の生活の都合で出かける場合である。大方の人間は、この方法で撮影しているのだろう。ストリートフォトのように偶然性に期待したり、自然現象に依存しない被写体向きの撮影方法である。
私のように街を美しく撮りたいと思えば、前者の撮影スタイルになる。だが仕事に追われているから、そんなに自然現象に生活を合わられるわけではない。そんなときの対応策が、鞄の隅に入れておける小さな機材をいつも持ち歩くことだ。そこに空気のようなオリンパスペンの存在価値がある。
どんなに優れた仕様の機材を持っていても、ここぞというシャツターチャンスに私の手元に無ければ、それは無用の長物、或いは愛玩具でしかない。撮影機材もパルナックライカ位がマックスの大きさである。それ以上の大きい機材は、もはや使う意味が薄いと私は考えている。
京都市・室町通仏光寺東入る
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/60,絞りf4.1,-1/3露出補正,焦点距離17mm,ISO320,iFINISH.
先週撮影した宵々山の頃の画像をアップさせた。オリンパスペンにも、レトロな仕上げをしてくれるモードがあるのだが、この画像は、ホントに街全体がレトロな色に包まれた際の実写である。
雨上がりの夕方、西の方の空気中の水蒸気のなかを夕方の光が通り抜けると、街全体がレトロな色合いに染まるわけだ。カメラの設定や映画などで見られる、つくられたレトロ感とは異なり、やはり現実のレトロ感の方が、様々な色が混ざり合って綺麗であった。
ところで撮影方法というのも二通りある。一つ目は、自然現象の変化に、こちらの生活をあわせて行動してゆく場合である。今日の画像も、家に帰ってから雨上がりの夕方の光が特徴的だなと思って再度街にくりだして、夕陽を追いかけていた時のもである。
二つ目は、時間があるから撮影にでも行こうといった具合に、自分の生活の都合で出かける場合である。大方の人間は、この方法で撮影しているのだろう。ストリートフォトのように偶然性に期待したり、自然現象に依存しない被写体向きの撮影方法である。
私のように街を美しく撮りたいと思えば、前者の撮影スタイルになる。だが仕事に追われているから、そんなに自然現象に生活を合わられるわけではない。そんなときの対応策が、鞄の隅に入れておける小さな機材をいつも持ち歩くことだ。そこに空気のようなオリンパスペンの存在価値がある。
どんなに優れた仕様の機材を持っていても、ここぞというシャツターチャンスに私の手元に無ければ、それは無用の長物、或いは愛玩具でしかない。撮影機材もパルナックライカ位がマックスの大きさである。それ以上の大きい機材は、もはや使う意味が薄いと私は考えている。
京都市・室町通仏光寺東入る
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/60,絞りf4.1,-1/3露出補正,焦点距離17mm,ISO320,iFINISH.