昨日の京都は、誰が見ても梅雨明け空であった。久しぶりに朝から青空が見える晴天となり、日中の気温も36度といきなり蒸し暑くなった。そんななか、祗園祭のハイライトである山鉾巡行が行われた。毎年時計を合わせたように山鉾巡行の時に真夏が到来する。しかも今年は晴天だ。
朝から2台のペンを担いでというよりは、ぶら下げて真夏になったばかりの古都の朝の空気を堪能していた。私のペンにとっても晴天の風景は、初めてなのである。心置きなく抜けるような青空、そしてコントラストの強い夏の風景を撮影してくれた。
新町通の炎天下に3時間ほどいると、ペットボトルは熱い湯となり、ホットなポカリスウェットは不味い。ペンのボディも熱せられた感触が手に伝わる。それはまるで初期の頃のデジタル機材のようだ。それだけエネルギーのロスがあるわけだ。従ってバッテリーの持ちも悪く、一度は交換した。
それ以前に人間の方も大いにバテ気味である。だが小さく空気のように軽い機材には助かった。
新町通に最後の鉾が到着すると私は、露店のかき氷屋に走った。氷の塊を手でかいて回す昔スタイルの器械である。かき氷が美味しいと思うのも、真夏ならではである。かき氷を食べながら、真夏の海辺や山の風景を思い出していた。
山鉾巡行から、8月中旬の五山の送り火の頃までの約一月が古都の真夏である。
京都市・新町通
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/400,絞りf9,-1/3露出補正,焦点距離14mm,ISO200,iFINISH.
朝から2台のペンを担いでというよりは、ぶら下げて真夏になったばかりの古都の朝の空気を堪能していた。私のペンにとっても晴天の風景は、初めてなのである。心置きなく抜けるような青空、そしてコントラストの強い夏の風景を撮影してくれた。
新町通の炎天下に3時間ほどいると、ペットボトルは熱い湯となり、ホットなポカリスウェットは不味い。ペンのボディも熱せられた感触が手に伝わる。それはまるで初期の頃のデジタル機材のようだ。それだけエネルギーのロスがあるわけだ。従ってバッテリーの持ちも悪く、一度は交換した。
それ以前に人間の方も大いにバテ気味である。だが小さく空気のように軽い機材には助かった。
新町通に最後の鉾が到着すると私は、露店のかき氷屋に走った。氷の塊を手でかいて回す昔スタイルの器械である。かき氷が美味しいと思うのも、真夏ならではである。かき氷を食べながら、真夏の海辺や山の風景を思い出していた。
山鉾巡行から、8月中旬の五山の送り火の頃までの約一月が古都の真夏である。
京都市・新町通
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/400,絞りf9,-1/3露出補正,焦点距離14mm,ISO200,iFINISH.