祗園祭・宵山の夕方からは、四条通が全面歩行者専用になるので、道は大河のような人波で埋まる。四条通に接する新町や室町筋では、山鉾、屋台、人混みとが混然となって混沌とした風景が出現する。
そんな中で、四条通の南側の鳥鉾や船鉾をやりすごした先にある木賊山や太子山といった鉾町は、屋台も人出も少なく静かであり、古い街並みとともに古都の空気を感じさせてくれる。それは、山しかないという少し地味な故かも知れない。私も毎年夕方薄暮の頃に、これらの静かでマイナーな鉾町を徘徊している。
通の正面に山鉾の提灯がドンと置かれ、それが遠くから街並みと共に静かに見える。そんな風景は、いつも面白いと思う。道が本来の歩行者のものだということを認識させてくれる。
これが東京三大祭りの一つ、富岡八幡宮の水掛祭だと、御輿が50基以上出る大祭であるにも関わらず、道路の一部には車が走り、どこか萎縮した祭だと思わざるを得ない。何事に付け物事を中途半端に落ち着きかせたがる東京人のなせる技だろうか。
実を言うと東京の幹線道路の構造が放射状であり、迂回路がつくりにくいのではと思う。やはり道の正面にドンと山鉾があるほうが、街の風景としては絵になる。
暑い日が続いている。家に籠もって制作中であった3DCGも8割がたまで仕上がってきた。あと残り一日で仕上げよう。さて今晩から未明に掛けて雷雨という予報がでている。チッ!夜中では撮影にでかけられない。
京都市・仏光寺通
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/25,絞りf5.4.1,-焦点距離42mm,ISO1600,iFINISH.
そんな中で、四条通の南側の鳥鉾や船鉾をやりすごした先にある木賊山や太子山といった鉾町は、屋台も人出も少なく静かであり、古い街並みとともに古都の空気を感じさせてくれる。それは、山しかないという少し地味な故かも知れない。私も毎年夕方薄暮の頃に、これらの静かでマイナーな鉾町を徘徊している。
通の正面に山鉾の提灯がドンと置かれ、それが遠くから街並みと共に静かに見える。そんな風景は、いつも面白いと思う。道が本来の歩行者のものだということを認識させてくれる。
これが東京三大祭りの一つ、富岡八幡宮の水掛祭だと、御輿が50基以上出る大祭であるにも関わらず、道路の一部には車が走り、どこか萎縮した祭だと思わざるを得ない。何事に付け物事を中途半端に落ち着きかせたがる東京人のなせる技だろうか。
実を言うと東京の幹線道路の構造が放射状であり、迂回路がつくりにくいのではと思う。やはり道の正面にドンと山鉾があるほうが、街の風景としては絵になる。
暑い日が続いている。家に籠もって制作中であった3DCGも8割がたまで仕上がってきた。あと残り一日で仕上げよう。さて今晩から未明に掛けて雷雨という予報がでている。チッ!夜中では撮影にでかけられない。
京都市・仏光寺通
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm/f4-5.6
シャッター1/25,絞りf5.4.1,-焦点距離42mm,ISO1600,iFINISH.