Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE27. 私の二つの夏イメージ

2010年07月31日 | Kyoto city
 8月は、日本全国催事の季節である。東北三大祭りが、そして徳島の阿波踊り、 郡上八幡の徹夜踊り、それにお盆と花火大会等まで含めるとが、結構な数になるのではないだろうか。
 京都でも六道参り、五山の送り火、地蔵盆と、夏の催事は結構多い。それに今日迄は祗園祭が一ヶ月間行われていた。
 これらの催事で夏もピークに達するといって良いのだろう。夏好きの私に言わせれば、節分に始まる一年のピークでもある。暑い気候が続いてジッと我慢しながら、それが8月になると一斉に爆発するかのように、激しく繰り広げられるという祭が、私の夏のイメージでもある
 もう一つ私の夏のイメージがあり、それが信州の北アルプスである。むせ返るような夏の光の樹林帯を抜け、尾根筋にたどりつくと、青い空に凛とそびえる岩だらけの北アルプスの山々を眺める時に、夏のピークを感じる。
 こうした夏のピークを体感すると、この退屈な1年間をなんとかやりすごすことができる。
 北アルプスは、私が行くようなポピュラーなコースでも、7月迄は登坂路に雪がのこっており、8月の僅かお盆ぐらいまでが夏の最盛期であり、9月に入ると紅葉が始まり、冬支度が始まるといった具合で、大変夏が短いところである。そんな短い夏を思いっきり堪能したいといつも思っている。
 今週末は、天気が良ければ西穂高山荘まで、少し夏の空気を吸いに行こうと計画している。標高2000m迄ロープウェーで上がるという随分ショートカット・コースなのだが、それでも夏の空気を感じることができるだろう。だからまさにこのときのためにあるオリンパスペンを持って。

京都市・下鴨神社
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL9-18mm/f4-5.6
シャッター1/25,絞りf9.-1/3露出補正,ISO1600,iFINISH.
コメント
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