仕事を抱えながら3日間のダイビングに出かけていた。今回は懸案事項発生の仕事があり、どうしても今日中にかたづけなければならない仕事もある。だからこのブログも画像をひろう時間がない。そんなわけで最後の画像から、つまり旅の終わりから書き始めよう。旅といってもたかだか5日間だけど。
ダイビング後は18時間飛行機に乗れない。気圧が高いところから低いところへ移動すると。人間の体に大きな負荷がかかるためである。だから最終日は早くても午後の飛行機、そりゃ時間的に中途半端なので、最近は夜の飛行機で帰ることが多い。だから昼間は那覇の街を徘徊している。
そんなわけで昨日は、首里の泡盛工場がある散歩コースをあるき、琉球王朝を統治していた尚一族の陵墓、玉陵(たまうどん)をみつつ建築的に良い空間ではないかと感激し、首里城の脇を抜けて沖縄のソーキそばにありつき、カンヌ映画祭パルム・ドール賞を獲得した「是枝裕和監督:万引家族、2018年公開」を見ていた。映画を見終わると、自分が沖縄にいるということをすっかり忘れている。さて歩いてうちへ帰るか。あっ!、ここは京都じゃない!。これから飛行機に乗るんだった。そんな空間を飛び越えるような感覚が面白いけど、さて意識を立て直して帰らねばであった。
そんな秋の1日は陽が早く沈むようになった。寂しく感じる秋の気配である。
「首里そば店」
沖縄県那覇空港
Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9
ISO125,焦点距離86mm,露出補正0,f/4.9,1/160