宮古島洞窟3連チャンをいってしまいましよう。
本当に洞窟の宮古島です。ここは水深17.7mですから、比較的浅いポイントです。宮古島に着いたら最初に連れて行ってくれるところでは。そんなドラスティックな洞窟を抜ければ、いつもの水中の風景が展開する。
さて撮影機材は魚眼レンズ必須だからGoproが活躍するが、この機材は光が少ないとつらい画像になる。最高感度はISO3200までと推測。それでも水中ライトをうまく使えばなんとかなりそうだということがわかってきた。もちろんPhotoshopで後処理をすればブログにアップできる画像になるから助かるわけですが。
こういうとき、フルサイズ、もしくはAPSサイズのイメージセンサーを持ち魚眼レンズがつく、ニコノスが登場してほしいところだ。多分暗闇でも使えるとすれば画素数は1600万画素で十分、そのかわりISOは20万とか40万。水中では、暗いところが多いから高画素機は不用で、むしろ暗い世界でも使える撮影機材が欲しいところ。もちろん小型で操作が簡単であることが必須。だから機材が高感度に強ければ、2枚目の画像のように洞窟のなかも高画質で記録できるわけ。
そんな綺麗な洞窟の画像を見てみたいと思うけど、1200万画素と画素数を大変低く抑えたSONYα7S2+ノーティカムのハウジング付きのシステムがあるが、魚眼ズームレンズがSONYでは発売されていない。だから水中でも使えるスナップとなると機材も限られてくる。
ところでBS1スペシャル「穂高を愛した男 宮田八郎 命の映像記録」をみていた。なんで山に登るか?、それは明日を生きるためであるという達観に納得。人間は明日を生きるために厳しい山にも登る。明日は、こうしたいという目標があるから大自然を記録することに挑み続けるのだろう。そうした目標を失えばボケ老人同様となる。
その宮田八郎は、山小屋仕事の傍らで映像プロダクションを開設し北アルプスの映像を、テレビなどに売って収入を得て生活や撮影のたしにしていたのだろう。私達がみていた冬の北アルプスの映像は、彼が撮影したモノだったんだと気がついた。自然の途方もない姿を私達に届けるために、酷寒と烈風の中で撮影していた根性がすごい。
ダイビングにおいても、こちらは彼ほどの根性はないが、それでも水中の世界の空気を少しだけ届けられればよいかと思っている。といって自然が相手だから構えて確実に撮れる水中の世界ではない。何かを感じたら、感じないまでも気配が違ったら、先ずシャッターを押している。そんなシーンをひたすら大量に撮影しておいて、後でパソコン上で面白い画像か、そうでない画像かを仕分ける。いわば水中のスナップだ。
スナップだから、高画質な一眼レフを構えて水中で使おうという考え方はさらさらなく、できるだけ小さく、そして水中で振り回せる機材がベストだ。自然と人間が織りなす一瞬の時がみせる画像があるだろう。だからこのブログの水中画像は偶然の産物といってもよく、いつも必ず確実に撮れるモノではない。そんな確実性のないところが自然相手の画像の特性なのだろう。
沖縄県宮古島 ツインホール
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO2013,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120
2)ISO2895,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/30
3)ISO3200,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/8
4)ISO2056,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/60
5)ISO288,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962