1週間前に夏の終わりなんてブログで書いといて画像ファィルをひっくり返したら、まだ夏が残っていた。
10月4日の沖縄は、まだ夏の光のなかだった。光が水中に射している時は珊瑚がはえる撮影時だ。おろしたてのGoproと魚眼レンズで乱写!。
珊瑚は、昭和の頃の喫茶店やスナックの店名にしたぐらいだから言葉のイメージはよいが、実際にそれほど彩度が高いわけではなく、むしろ大変地味な生物だ。それが群生すると、やはり綺麗だ。それに地球温暖化の影響で、減少しているとする報道がある。さらには台風などの波でもがれることもあるだろう。
実際潜ると、もげた珊瑚が散乱していたりする場面にもしばしば遭遇した。もちろん珊瑚を人為的に植え付けようとする努力はされていると聞くが、自然のスケール感の方がはるかに大きく、人間のすることは微々たるものだ。環境の変化に微妙に揺れる生物といえる。
このときは、あの台風19号が沖縄に接近していて、それを覚悟で予め日程を長くとっていた。しかし沖縄直撃予報から本土に進路変更した頃に那覇に飛んだので、沖縄は波こそ高いときもあったが、幸運にも予定通のダイビングに恵まれた。
このブログを書いているのが11月。季節は暦通り順調に秋に、そして冬へと変わってゆく。もう京都はダウンコードが必須の寒さになってきた。北から寒気団が来始めているからだ。過ぎ去った夏の光が恋しい季節、また12月も今年最後のダイビングを少しだけ行おうと目論んでいる。
沖縄県座間味島アイダー、渡嘉敷島アリガー
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO2377,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120
2)ISO239,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
3)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1149
4)ISO230,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
5)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1391