Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fisheye22. ケッペンの気候区分

2019年11月25日 | diving

 


 ログをみると10月4日とある。沖縄の画像は、まぎれもなく夏の色、そして夏の光だ。そんな色や光が失せる冬が好きになれない。そこで珊瑚の画像をかきあつめてみた。

 日本本土では、全国同じように桜が咲き、紅葉が訪れる、夏は暑く、冬は寒く、所によって豪雪となる。多少の違いはあるが、どこへ旅しても温帯地方というケッペンの気候区分をはみ出すことはない。

 それが沖縄だけは、日本では唯一の、そしてアジア圏で最北といってよい亜熱帯地方だ。だから冬がない、植生が違うので花粉が飛ばない、夏の陽射しはサングラスが必需品であるほど強く、本土とは異なる感性の異文化や王朝の歴史があり、それでいて今は本土と同じ生活機能がある。

 個人的には、同じ温帯の気候区分に属する地域に興味はない。だから異なる気候区分の環境へ出かけたくなるわけだ。旅に出る、それは自分の住処とは異なる気候区分の環境に出かけてみるということだろう。

 亜熱帯地方であるフィリピンやタイなどへの旅の人気が高いというのも、そうした気候区分の相違が貢献している。それこそが旅にでる大きな動機といってもよいだろう。今の旅行ビジネスは、そんな差異を無視してくれる。当然地域振興という大義名分の元に方向違いのマーチャンダイジングで展開され、メディアをかき回し打ち上げ花火でお終いという空しい日本の現実の姿がある。

 それほどまでにケッペンの気候区分は、私達の生活に影響力を持っている。


沖縄県慶良間諸島、久米島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO126,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO320,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/653

3)ISO157,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO280,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO242,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

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