「みよ!、ロウニンアジ!!」
「みえませぇーーん!!!」とはいえなかったが、水中ではレギュレータで口をふさがれているので言葉による会話はできない。コミュニケーションは、すべて指サインだ。
宮古島のドロップオフも久米島さながらにダイナミックだ。海底までは40〜50mぐらいはありそうだ。落ちたくないですね。深度を下げる毎にBCDにエアをいれる。といって入れすぎれば浮いてしまう。それも怖い。中性浮力に最新の注意を払う場所だ。多分緊張しているんだろう。
さてロウニンアジは見えなくても、このドロップオフは大変ダイナミックで、どこかの惑星にでもいるかのような神秘さえ感じさせてくる風景だ。こりゃ、素晴らしい被写体だ。人間をいれないと空間の大きさがわからない。
おろしたばかりのGopro7+ハウジング+INON魚眼レンズは、久米島、慶良間で使ってきて、すでに機材前面のドームポートは傷だらけだ。実に大切に扱わない撮り方だが、そんなことを気遣っていては画像は撮れんぜよというのが私のポリシー。そう考えれば、傷がつかないぐらい丈夫につくってほしいというのがユーザーの意見。このあたりの華奢なところが日本製品のだめなところ。だからトップの画像のような光を背後に入れると傷が浮かび上がる。もちろんPhotoshopで修正した。
ああっ、サイパンに出かけた時に合流した宮古島をベースにするダイバー達は、こんな凄いところで潜っていたのか。私なんかマッタリ慶良間ですから。
さてロウニンアジ・・・、「なんだ足下に2匹もいるではないか」
沖縄県宮古市 本ドロップ
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO195,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
2)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
3)ISO560,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
4)ISO1372,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/207
5)ISO980,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962