久米島!、天気晴天、ウーマガイ・ドロップオフのポイント。ハナミノカサゴをやりすごし、岩壁に沿って水深をグングンさげてゆくと外の光が僅かにしか届かない無機質な世界がひろがる。ログでは最大水深33.9m、約4気圧。
この深さで生息する桃色のスミレナガハナダイは、ライトを当ててもらってようやく捉えた。 まさに紅一点。ボディの模様はもっと綺麗な色合いだし数多く生息していたが、こちらは魚眼レンズだから小さな魚は撮れないけど無理筋で撮影する。暗いからライトは必需品だけど、Goproだと綺麗に撮影するならば光が届く水深10m位まででしょう。
ダイビングには、深く潜るディープとか、流れに乗って潜るドリフトといった様々な方法がある。そんなことを冷静に考えていると、よくもまあこんな恐怖の世界へ飛び込んだと思う。それでも続けているのは、知らない世界をみてみたい、知らないことを勉強してみたいとする研究者の好奇心なのか。あるいは新しい撮影機材を持参してきたので試してみようとする意識が後押しするのか。それで潜りつつけている。
だから、ダイビングにゆく朝のピックアップの車を待つ時間は、なんでこんな怖い計画とかハードなスケジュールをつくったかとか、エアのない異なる環境へゆくのだし、それにこちらは魚じゃないのだからと、いろいろと屁理屈を並べて気分は憂鬱だ。だから「今日は波が高くてお休みでぇーす!」、といわれると緊張感がほどけたように休日の朝の気分みたいになって、よし!、撮影機材を持って那覇の街を徘徊して、夜は馴染みのスナックで酒を飲もうというスケジュールが即座に頭に浮かぶ。
さて話題は変わるが、昨日の京都市内は毎年恒例、町内会合同避難訓練とお火焚祭だった。避難訓練は避難先である元小学校まで避難の訓練をし(ただ歩くだけ)、その後の消防署のアトラクションは退屈なのでパス。インフルエンザが流行っているときに、体育館の人混みはやだなとおもったし、ここは流行病の予防措置だ。午後は町内のお火焚祭なので、神主さんがお祓いをし、護摩木を燃やして焼きミカンをいただいき、冬でスなぁーと挨拶。
万事ズボラなダイバーなのです。
沖縄県久米島ウーマガイ
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO2377,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120
2)ISO588,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240
3)ISO461,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240
4)ISO767,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240