マクロの世界は魚眼レンズでは捉えられない。
クリスマスワームや海老・蟹に1cmまで近寄れて、ストロボ内蔵のニコンW300が活躍する。
この機材を、いつから使い始めたかと画像ファィルをさかのぼると2018年10月とあり、まだ1年しかたったいなかった。多分それまでのW130を洗面台で洗浄するときに水没させて急遽調達したんだろう。1年とはいえ、もう10年ぐらい酷使したみたいに液晶画面が傷だらけだ。水中機材は消耗が早く2年ぐらいで次の機種に更新している。この機材もオートフォーカスがとろくなってきたので今年のオフシーズンにメンテナンスにだした頃に、次の機種が出るとありがたいのだが。
話題は変わるが、京都の街では、私が通うセブンイレブンやマックで必ず外国人達と遭遇する。
特に中国人をみていると、日本に求めているものが少し理解できそうだ。それはスポーツ系のファッション・ブランド。おそらく日本に来ると、最初に上から下までナイキやアシックス、時にはノース・フェースもあるが、それで身繕いをするようだ。全部は揃えきれなくて、ブーツだけ中国製という場合もある。ブーツのかかとの部分に偽造の大きな真珠風が飾り付けられていたりして、そんな珍奇なデザインは日本でもアメリカでも見かけない。それに髪型が金正恩みたいにソリをいれているけど、いかにも床屋でやったと思わせてくれる。格好を良くしたいなら日本の美容室を予約すればよいのに。
つまり彼ら・彼女達の意識のなかでは、中国製品じゃ、格好悪くて、美しく、カワイク見えないじゃないか、日本人や欧米人のようにフツーに格好良くなりたい、とするジレンマがある。そうした意識は先行するけど、中国にはZARAやユニクロをはじめとして世界で評価されるファッション・ブランドが皆無だ。
彼等・彼女達も日本人や欧米人達のように格好良く、美しく見えて、現代の立ち位置につきたいのではなかろうか。だけどファッションというのは、その国の文化なんですね。これまで丹念に人材を育て、オリジナルなクリエイション活動を長く続けてきて、いまの日本があるわけですから、コピーでいいやという文化ではクリエイションは生まれないですね。そうした偽物文化のツケがいま中国でおきているのではないですか。偽物文化から回復するのに人材の育成から初めて世界で評価されるようになるまで、まず20-30年年はかかると思うけど。
悠久の歴史があり、大変見識の高い文物の研究者も数多くいる泰然とした中国ですが、現代中国は選択を間違えたようにも私には感じられます。マクロな目線で中国人を観察していたときの話なのですが・・・。
沖縄県慶良間諸島
ニコンCoolpixW300
1)ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/125
2)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/125
3)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/60
4)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100
5)ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/8.3,1/500
6)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/50