Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング801. 小説:小樽の翠709. パチニ小体・・・

2023年10月10日 | field work

 涼しくなった朝、眼が覚める。
準夜勤だった翠が夜中に帰ってくる頃には、アチキは寝ていたから気がつかなかった。
翠は18歳の時、マサヒロ君を産んでいるから経産婦だ。だからというわけでもないがボディが温かい。そんな骨盤を後から抱いていると・・・
翠「うーーん、アチキー・・・起きたの!?」
「少し肌寒いから、翠の骨盤を抱いて温まりたいですー」
翠「私の骨盤は温かいかなあー」
「温かく小さな息づかいで微動するのが色っぽい・・・」
そういって指を翠の脇から乳房へ這わせることを繰り返している。
翠「もう、じらそうという作戦ね・・・・」
もう片方の手を骨盤から恥骨のあたりを撫でている。
翠が指をクリトリスの上部に導く。
翠「ここにはパチニ小体という神経受容体があって振動と圧力を感じるんだ。デンマを使う人はみんなここを刺激するの」
「じゃあこっちは?」
翠「クリトリスはマイスナー小体があって触覚の感知ね」
「じゃあパチニ小体から刺激しようか・・・」
そういってトロンとした翠の胯間に振動を加えている。
次にマイスナー小体をフェザータッチで撫でて・・・
・・・
翠「アチキー・・もういいよ。入れてぇーー」
そういって翠の身体に入れ込むと、小さくビクビクと身体が経験している。
次第に膣がジャストフィットするように収縮し骨盤がペニスを吸い込むように動き出す。
子宮口が開いているような感覚の時に撃ちはなってアチキは意識が遠ざかった。
・・・
気がついたら翠の身体の上にいた。
翠「アチキー、。おおっ!、重たい・・・・」
振りほどくとアチキの胸の中に翠がはまり込んでくる。
翠の頭を撫でながら時間が過ぎてゆく。
人間は、生殖本能を軸にして人生を歩いてゆくみたいだ。
もう何時頃だろう。
秋だなぁーと思われるような弱い日差しが部屋に入り込んでいた。
コメント
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