Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork838. 京都祇園祭後祭・神様がお帰りになる 4K

2023年10月12日 | field work

 夜のエアロビクス教室からの帰り、街を徘徊しようと思った。なぜなら昼間は気温35℃の京都である。夜なら歩けるだろう。
 繁華街の中にある「おかる」で冷やしきつねうどんをすすり祇園の方へゆこうとしたら、祇園祭後祭の列に遭遇した。祭には、神様が神社から街の御旅所へやってくるときと、御旅所から神社へお帰りになるときがある。だから神輿も行きと帰りの2回おこなわれるのが祭の基本である。
 京都の祇園祭も、祭の基本でおこなわれている。この日は後祭で山鉾巡航があったが35℃の気温では、大変暑く見物どころではないから私は後祭を無視していた。そしたら運良く神輿の列に遭遇した。神様が神社へお帰りになる列である。ようやく祇園祭の山場は過ぎた。夜遅くには3台の大神輿がやってきて八坂神社の境内でもみ合う様が見られる。もちろん私は、そんな雑踏にはゆきませんが。
 神輿の列を横切り、いつもの散歩コースとは逆に、祇園から東山の方へゆく。一年坂、二年坂、産寧坂を通り過ぎてゆくと、昼間の暑さに疲れ切った街が続く。
 祭は山場を越したが、京都の暑さのピークはこれからである。今年も暑いだろう。幸い学術論文の資料も揃ってきた。暑いなかの資料探しはごめんだからね。
 というわけで夏は、朝早くコンビニへ珈琲を飲みにでかけ、昼はエアコンをきかせて家に籠もり、データ解析と論文執筆についやせる。それで暑さが少し忘れられれば上出来だ。このブログがアップされる頃には、夏の記憶として懐かしく思い出すだろう。夏を通り過ぎることが毎年叙情的な思い出になっている。

Fieldwork838. 京都祇園祭後祭・神様がお帰りになる 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
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