Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE857. 天使突抜通

2014年02月13日 | Kyoto city
 仏光寺通から七条通に下がる東中筋通、別名天使突抜通がある。もちろん町名も存在する。何しろ名前が凄い。WEBの解説を引用する。
『 突抜 というのは、16世紀後半 町を開くのに近くにある五條天神宮 の鎮守の森に道を造ったことに由来し、広大な森を南北に 「 天使の宮 」 まで森を突き抜けるように 細い参詣道があったことから  「 天使突抜 」  と名前がつくようになった』
 昔は森だったのか。今は比較的古い民家が点在する通りである。
 明日、雪が降ったらこの道を下って京都駅まで行こうと目論んでいる。 ロシア寒気団の周囲を低気圧が回っている。だからこの時期低気圧の通過とともに雪が降る。はたして明日は予報通り京都に雪が降るかは、少し疑問だな。よくて雨。

京都市・天使突抜町
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f7.1,1/200
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PEN LIFE856. 山王町のオアシス

2014年02月12日 | Kyoto city
 上京区の土屋町通から未舗装の路地を入ると突き当たりにあるのがカフェ&パン屋さんである。あいにくclosingであった。
 都市のなかとは思われない空き地であり自然樹が生い茂り、まさにオアシスだと思わされる。こういう曖昧で人間の手が加わらない性格の空き地が都市のなかにももっと欲しい。そこには昆虫たちが住み着き、息抜きの場となり、子供達の探検の場となり、といった具合に結構活用されたりするだろう。それに京都の街は、本来こんな姿をしていたのだろうと類推したくなる。京都は、住宅街の中にある自然林という点では世界遺産の糺の森がある。
 こういうオアシスを人為的につくろうとすれば、実際は緻密に考えられているが、人間の手が加わらないようなランドスケープデザインというあたりがポイントなのであろうかと想像していた。
 さて話題は変わるが、ついにiPhoneを道路に落とした。おもむろにひっくり返すと、あちゃ!、ガラスが割れている。これでも使えないことはないが、今日は夕方名古屋のアップルストアに駆け込んだ。予約をしてないかつたので1時間待ちのアナウンス。人の列に並び本を読みながら待つ。
 やがて私の番になり、7800円で機種交換です。あら保険はいってないですねぇー。ならば2万7千円払って機種交換してもらった。待たされたけど一度で用事がすんだのは大変正解であった。自宅でiPhoneを初期化し、iCloudから全ての大量のデータがオートマティックにダウンロードできたので、ようやく昨日の夜の状態にすべて復旧した。メールが100件ほど溜まっていた。データ量が多いときは、ホントにiCloudは便利だと痛感した。
 まる1日iPhoneが使えなかったが、静かで物事に集中できて良いかと思った。携帯電話のない暮らしって案外よいかもしれない。というのも着信音が煩わしいので常に消音モードにしているからだ。それでは携帯電話も繋がらないだろうと思った。携帯電話というものが少し古くさく感じられもした最近である。
 最近便利だと思ったのは、オリンパスペンのファインダー画像がiPhoneで見られ、シャッターも切れることである。だから一脚を使えば2階ぐらいからの位置のアングルで撮影できるわけだ。このブログ2月2日の春節の頃の画像は、そうやって撮影したものだ。

京都市・山王町
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4.5,1/100
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PEN LIFE855. 伝統様式

2014年02月11日 | Kyoto city
 碁盤の目の構造の京都の街だが、細い街路や路地が多いのも特徴である。そこには比較的古い街並みが残されていることが多く、街歩きの面白さの一つである。
 紋屋町の蜂蜜屋さんがある路地沿いの民家は、随分良い状態の建築が多い。改装をしているようで、建物は綺麗な状態で伝統様式を今に伝えている。屋内は、アトリエや建築オフィスなどが納まるなど今も利用されており、やはりこれが京都スタイルなのである。伝統様式を残すのであれば、このようにしたいと言う手本といってよいのだろう。とても良い空気を感じさせてくれる。
 伝統様式は,手をいれながら柱や梁といった主要構造部が次第に更新され、屋内も現代のライフスタイルに合うように改装されているが、様式自体は継承されてゆく。それが往事の京都の街の空気を今に伝えてゆくのだろう。京都の空気は、このように表現すべきだという見本でもある。
 実際、古い民家は住み手もいなくなり、次第にマンションなどに変わってゆく場合が多い。そんなマンションも一応ファサードの一部に伝統様式を取り入れているが、やはり珍奇という他ない。第一エントランスに石を貼るなんていうのは、伝統様式にはありえないことである。
 だから天気がよい時にもう少し路地歩きをしたいなと思いつつ、夜はソチオリンピックを見ながら夜更かしである。夜は外気温1°とすこぶる寒い。
 さてソチオリンピックの優れた会場やゼッケンのデザインは、誰がおこなったのだろうか。アメリカのデボラ・サスマンのような配色センスだ。カリフォルニアのデザイナーの色彩感覚は、実は雪の白さに大変映えるのである。私も彼女を青森の仕事で起用したことがある。

京都市・紋屋町
OLYMPUS OM-D E-M5,LEITZ ELMARIT28mmF2.8
ISO1600,露出補正0-1/3,f11,1/100
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PEN LIFE854. 風景に元気がない

2014年02月10日 | Kyoto city
 今日の名古屋は、氷水のような冷たい空気。まだ雪が融けきっていないのだろうか。そなんなかをこのくそデータの入力がまだまだある。今年は助っ人がいないのですべてセルフワークだ。ああっ、面倒くさい!、もう明日にしよう!!。帰りしなに定番の粕汁定食。癖になりそうだ。 
 さて京都の街は冬が綺麗だ。だから、冬の綺麗な日差しの時は京都の街の徘徊したい。早く回らないと、冬が終わってしまう、急がなきゃ。
 先日時間の空いたときに、北野天神から上七軒を抜け一条通りから都心へのコースを歩いた。数年前に徘徊したときと比べると明らかに古い民家の数が減っている。
 古い民家のお年寄りが亡くなり、やがて誰も住まない廃墟となり、廃墟は取り壊されてマンションなどに変わり、どこの都市にでもみられる風景になる。そうして京都らしさが少しずつ喪失してゆく。最近私の家の近くでも古い民家が取り壊され更地になっていた。
 そんな風景を見ていると、もう京都の風情を残すのも力の限界です。最早、これまでといって舞台の袖に消えてゆく人達の声が聞こえてきそうだ。
 だから、大きな音を立てて日本という様式がひっくり返ってゆく感じさえしてくる。そう京都の街の風景に元気がないのである。
 そう思いながら椹木町通(さわらぎちょうどおり)を県庁の西側へ歩いてゆくと、おぼろ豆腐のお店があったのにはホッとした。さて古い民家が無くなる前に、急いでもっと回らなきゃ。
 あわただしい二月である。早く論文に取りかかりたいのだが、まだ年度末の仕事が片付かない。

京都市・椹木町通
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO2000,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/4000
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PEN LIFE853. 旅の急ぎ虫

2014年02月09日 | Shinkansen commuting
 京都は、雪の影響もなく朝から快晴である。東京では空港に泊まらされたりと、なにかと騒がしい話をニュースが報じていた。毎日新幹線で通勤していると、旅の急ぎ虫に遭遇することがある。
 つまり列車や飛行機が遅れたりすると、「満室でホテルがとれない」、「どうしても今日帰らなきゃならんのですよ」、「結婚式に間に合わない」、「猫に餌やらなきゃ」、「仕事の打合せが入っている」、「明日の準備のため今日帰らなきゃ」といった類の乗客の愚痴である。
 つまり大して急ぐ用事でもないのに時間通り動きたいがための愚痴が急ぎ虫である。しかし本来交通機関というのは、例えば中国やユーラシア大陸の鉄道や飛行機を思いおこせば、時間通りに動くことはないというのが私の認識だ。日本国内でも気候が変われば突然動かなくなるのに、いつも時間通り動くと信じるのも旅の急ぎ虫が原因である。
 急ぐ用事というのは、例えば「摘出した心臓を運んでいる、5時間以内に病院へ搬送しなければならない」といった具合に物理的に急がざるを得ない場合である。それ以外は、個人的な理由というよりは、単なるわがままの急ぎ虫のなせる技である。
 交通機関が遅れるのも旅の余興である。だから遅れたときにどうしようかという装備とアイデアがわくのが旅だろう。
 私は、いつも特製のスケッチブックをリュックにつめている。以前はアメリカから帰るときに機内食も食べずにスケッチに没頭し、気がついたら成田だったということもある。それに文庫本も必携である。 これらで半日は過ごせるだろう。もっと遅れたら街でも見て歩こう。だから撮影機材も必携。当然小さく軽く本格的に撮影できるオリンパスの撮影機材一式である。 これら必携3点はいつもリュックに入っており、毎日持参している。
 以前通勤途上で人身事故を起こして、私の新幹線は途中駅で止まっていた。しばらく必携3点セットで時間をつぶした後、時間をもてあましている車掌さんに「半日ぐらいは止まっていますかねぇー」と尋ねたら、「いや!、そっ!、そんなには止まってないですよ!!」と笑い話になった。

新幹線・米原-岐阜羽島 
OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO1000,焦点距離11mm,露出補正-1/3,f4.5,1/8000.
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PEN LIFE852. 素晴らしい1日

2014年02月08日 | Shinkansen commuting
 太平洋側を通過している低気圧が呼び込んだ寒気団の影響で東京では17cmの雪が降っているようだ。京都は、朝方車の上に積もるぐらいで、雪は積もらなかった。さて週末出勤。名古屋のほうが雪が多いではないか。
 素晴らしい、新幹線は大いに遅れちょる。当然徐行運転の空いているこだま号に乗り、行きつけの売店で調達したレモンティーと二台の撮影機材をテーブルに並べ、雪見撮影である。まあ15分程度の遅れで名古屋に着いたけど。東京から来る新幹線は、1時間半遅れのようだ。これは、いつもと違う素晴らしい1日だ。
 ニュースでは、早く帰ろうとする人々が新幹線に殺到している様子が撮されていた。今日帰らないと困るんですよといった具合に愚痴をたれている。そんなに早く帰って何すんだろ。
 海外にいても予定日までに帰らないと翌日から仕事があるんでよー、という日本人が多いのにはまいった。予定通りに帰らなきゃならんほど、重要な仕事をしているのかしらん。私が観察するには、下っ端ほど律儀なようだ。
 海外を旅すると、飛行機が遅れた、乗れない、などというのは日常的な話である。或いは今日は欠航、次は三日後ですなんていうのも、よく経験することだ。
 そうなるともう少し街を楽しんで素晴らしい三日間を見つけようという具合に私の頭は働く。旅だから何が起きるかわからない。なにかが起きたら別の時間のすごし方なり素晴らしい時間をつくりだす方向へ頭を切り換えるというのが旅である。
 さて帰りの新幹線、1時間半は遅れている。のぞみ号は相変わらず混んでいる。あれにゃー乗りたくない。そう思っていたらすんなりひかり号がやってきた。あきれるぐらいに空いているではないか。だから帰りも夕方の雪見撮影をしながら帰った。寒かったけど、大変素晴らしい1日であった。

新幹線・岐阜羽島-名古屋 稲沢市明蔵寺
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO2000,露出補正0,f2.8,1/8000.
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PEN LIFE851. サボった

2014年02月07日 | Kyoto city
 ♪雨は夜ふけすぎに、雪へと変わるだろう♪♪
そんな天気である。夜帰りしなに雪がばらついていた。多分朝はあまり降らずに、精々車の上に雪が積もるぐらい。あまり期待しない方が良さそうだ。雪が積もれば、どこか寒さがやわらぐのだが、このような中途半端な積雪は寒いだけだ。だからとても寒い。
 データをいじっていて臨時教授会をサボった。今日はそれ以上ブログを書く元気もない。寒い時は早く寝る他ない。ブログもサボろう。

京都市・寺町
OLYMPUS OM-D EM-5, LEITZ  ELEMARIT 28mmF2.8
ISO20000,露出補正-1/3,f8,1/100
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PEN LIFE850. 柔らかい頭

2014年02月06日 | Kyoto city
 新幹線通勤は快適なのだが、名古屋駅からの基幹バスの30分間というのが退屈の限り。
 そこでいつも軽い文庫本を読むことにしている。芥川賞・直木賞を受賞した小説、推理小説、官能小説の類を読みたおし、最近では、いくつかのトム・クランシーを読んでいる。最近では「ライアンの代価」全4巻を読み終えたところだ。なんともアメリカ共和党的な現代小説だ。つまり情報と組織と武器を駆使してテロリストと戦う物語だから、当然映画にもなる。
 ショーンコネリー主演の「レッドオクトーバー」、ハリソンフォート主演「パトリオットゲーム」や「今そこにある危機」、モーガンフリーマンが登場する「トータル・フィアーズ」、ケビンコスナーも登場する「エージェント・ライアン」といった具合だ。
 アメリカは現にテロリスト達と戦争を行っているから、 そのためにエージェントや兵士達は、人体のメカニズムを学び、 肉体を鍛え、ハイテクウェポンを開発し、それをいとも簡単に扱い、ハッキングも含むインターネット網を活用でき、組織力で戦争している愛国心の国家である。そう考えると医学、運動医学、機械工学、情報工学、戦略論や組織論と置き換えれば、今のアカデミズムの看板分野でもある。日本のアカデミックがどこかアメリカ国際社会の現状に追随しているところが興味深い。
 最近日本でも百田尚樹原作の映画「永遠のゼロ」が封切られた。なんとも情緒的な映画で私は感心がないのだが、それにしても右傾化だという批判が話題になっている。こうした現象を見ると、日本はいまだに過去の出来事を執拗に引きずり、時代錯誤の右か左かといった大変頭の固い視点でしか物事をみていないのかと痛感する。そういう硬直した日本人の頭の堅さがあの戦争を起こしたのではなかったのか。
 膨大な資金と人命を投資する戦争が無益だと言うことは、世界の誰しもがわかっているし、どんな国家民族でも平和国家を目指そうしていることは自明のことだ。そういう国家間の目標・戦略が、異なる価値観と方法論を持ってぶつかり合うときに紛争が起きてくる。そういう複雑なメカニズムというのは、研究してみないとわからない。複雑な国家間のしがらみのような戦略をすりぬけてゆく賢い高次な戦略、それは政治家の思いつきで生まれるのではなく、高次な研究の積み重ねによって生まれる。そういう賢い戦略が立案できる力が日本にあって、初めて国際社会に貢献できるのである。
 わかりやすく言えば、日本人!、もっと人に貢献できるぐらいに勉強して賢い戦略が立案できる創造力のある柔らかい頭になれよ!!、ということである。

京都市・本法寺
OLYMPUS OM-D EM-5, LEITZ  ELEMARIT 28mmF2.8
ISO1600,露出補正-1/3,f8,1/100
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PEN LIFE849. 本気で寒いは!

2014年02月05日 | Shinkansen commuting
 今日は本気で寒い1日だった。新幹線は雪で徐行した。大学は朝から晩まで学部生達の卒業研究発表会だった。これは明日も続く。それ位学生が増えた。帰りの名古屋駅の夜のホームは、シンシンと冷え込んでいた。明日の気温予報は零下だ。こりゃ本気で寒いは!。この程度で寒いなんていっていたら、雪国の人に言わせたら笑われるか。
 珍しく土曜日は雪予報だ。こりゃ京都の街の撮影にゆける、いや、午後から大学で打合せが入っているか。
 もう文字を打つ気力もない。
 
新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO2500,露出補正0,f28.,1/8000
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PEN LIFE848. 本日の教訓、血迷い

2014年02月04日 | Shinkansen commuting
 今日は比良山系が靄とからまり綺麗だった。また寒い冬なのだが、12月の頃に比べると耐えられる寒さだ。
 気温が1°増す毎に体感温度は1°下がるが、その算式は私の実感と異なる。それに直達日射量を加味して判断しなければならない。耐えられない寒さの12月よりも現在の方が直達日射量は増えているから、同じような体感気温でも耐えられる寒さなのだと断言しておく。
 話題は変わるが、労働時間と言う概念もおかしい。それは肉体労働で生まれた概念だから、現在の知的生産性社会では当てはまらない。7時間働いても肉体労働ならば成果になるが、他方ダラダラとすごし何も知的生産をしなければ、それは働き方が間違っている。今ならば、労働集中時間というべきだろう。論文を書くときは3時間位集中力が持続するが、それが限度である。F1レーサーも3時間以内にレースが終わり、やはり意味がある時間だと思う。たいして頭脳労働を必要としないリーマンにしても集中する時間は断片的だろうが、足し合わせても1時間以内だと推測する。
 なんでこんなことを思いついたかというと、今朝は二度寝したためか起きたのが朝8時であった。それから町内の仕事を片付けゆっくり出てきたら大学に着いたのは昼前だった。昼食後は、朝から1日いても片づかなかった昨日の仕事が効率よく片づいてしまった。なんでも朝から馬鹿みたいに出ていったって仕事が片付くわけではないのだという本日の教訓である。
 さらに話題は変わり、オリンパスOM-D E-M10が登場する。ボディは少し小さくなりバッテリーも初期のPENシリーズと同一だ。3軸手ぶれ補正はスペックダウン、それ以外は現在のE-M5と同等だ。であれば現在のE-M5は大切に使っていよう。それに消費税が上がる前に上位機種のE-M1でも調達しよう。
 システムのポイントはバッテリーの互換性だ。バッテリーが違うといちいち充電器もそれ用のモノを持参するなんていうのはいやだよ。E-M1ならば、手元のE-M5、PENE-P5とバッテリーが統一できる点がよい。
 さてレンズは、12-40mm/F2.8ズームレンズにすると、やがて登場予定の40-150mm/F2.8ズームの二本あると随分万能システムになるのだが、あまりズームに依存したくない。であれば、LEICA DG25mm/F1.4だな。これだと単焦点レンズシステムが揃うことになる。どたらのシステムにするか迷うところだ。
 こちらは本日の血迷いだ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO200,露出補正0,f3.51/2500
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PEN LIFE847. 冬が戻ってくる

2014年02月03日 | Shinkansen commuting
 さて今日は節分、大学の帰りに吉田神社に直行し、お火焚ぐらいは見たい。だが定食屋で夕飯を食べたらもう動く気力がない。今日の大学の仕事はあまりたいして進まなかったのだが、その不完全燃焼がかえって疲れたのだろうか。今年の節分はお終いです。
 今朝、通勤途上で石山あたりから岐阜羽島にかけての新幹線の車窓は深い霧であった。平凡な風景も霧で少しばかり幻想的な雰囲気となる。車内で信号を受ける新幹線は、スピードを落とすこともなく定刻に名古屋に着いた。もう霧がでるなんて、やはり春の始まりか、それにしちゃ今年は少し早いぞ、と思っていた。
 今日は卒業作品の提出が終わった。これで第一段階終了。明後日は第二段階の発表会。その後は作品展と続く。まだまだ難関が続く。
 明日は立春であるが、冬が戻ってくるようだ。今週は京都に雪が降るんだろうか。少し期待したいが、あまり今年は雪の降らない京都である。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO2000,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/4000
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PEN LIFE846. 春節の頃

2014年02月02日 | Kyoto city
 日本列島の半分以上が南からの暖気に覆われているため、昨日・今日と冬らしからぬ日が続く。だが予報では、明後日からまた冬型気候に戻る。この先冬と春のせめぎ合い続くが、今はあの12月頃の寒くていてもたったもいられないような状態ではないようだ。
 中華圏の国家では調度この頃が春節となり、旧暦の新年である。日本の暦では、この頃を境に立春となり、冬が終わりようやく春の気候に近づいてゆく。従って旧正月、節分こそ新年に相応しい行事なのである。
 この時期京都の節分行事が盛大に行われており、このブログでも過去に随分とりあげた。最近節分行事も随分と知れ渡ったのか、観光バスを仕立ててのツアー客が多いのには驚かされる。以前のような寒い冬の地元の行事という空気が全く感じられない。そんなわけで最近は人も多すぎて俗っぽいし、それに撮影用の脚立が使えないでは出かける興味もうせる。
 今日は、歩いて行ける近場の1日早い節分行事1つだけ立ち寄って、大学へ行こうと目論んで家を出た。やはり人の多いこと、本殿の賽銭箱を背にして一脚の先にPENをつけて高く掲げiPhoneの画面を見ながらの握力撮影だ。小さく軽いPENだからそ、人混みの中でもこのようなことができる。そうでもしなきゃ眼前はiPadやらカメラやら人の頭で、なんもみえへん。豆を採ろうとする手、手、手が一様に同じ方向に伸びていて面白い。おぼれる者ワラをもつかむ、という故語を思い出していた。
 明日の京都は、節分行事が目白押しだ。出歩きたいところだが私は終日大学である。最近節分も観光客が多いし、それに伴って通俗的だから、まあパスしていいかとあきらめている。ビジターのいない古都らしい時間に街歩きをしたいものだ。

京都市・八坂神社
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正0,f5.6,1/160
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番外編90. 追い込み

2014年02月01日 | Nagoya city
 今日から二月、研究の打合せもあるので、初っぱなから休日出勤であった。なにしろ学部の卒業制作の締切が2月3日だから、スタジオはお手伝いの学生と模型とその残骸と数多くの意味不明なペーパーとパソコンとゴミで足の踏み場もないぐらいに埋まっている。そういう様子はFaceBookで紹介したけど、今時のブログの話題もこれしかない。よって再掲である。
 この樹木リアリティがないとか、こうしようとかいいながら、はて間に合うのかねというのが私の立場だ。デザインは一つの作品にするまでには、様々なドラマがある。そういう経験をすることが、とても大切な事なのである。もう学生達は何日泊まり込んでいるのだろうか。自炊用の米も研究員の寄付を合わせると40kgは寄贈したけど、1日10合以上炊くわけだから、もうないだろう。そんな生活もあと二日で終わる。つまり追い込みの頃である。
 個人主義がばっこする世の中で、こういう経験をするのも、日本の大学では理工学系やデザイン系の学部ぐらいだろうか。一つのゴールに向かってみんなで力を合わせて走りまくる、だから大変貴重な体験なのだ。こういう経験をつむと、どんなことでも立ち向かえるぶっとい根性ができてゆく。
 さて、今日は冬の格好では暑いぐらいの気温であった。季節の進み方が早いのではないか。そのためか、体調がついて行けず今一つだった。どこかだるい1日でした。

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