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2012-8-3 晴れ
この日は北見市近郊のM川源流域でオショロコマの調査を行ったが、帰りがけに急に大きなニジマスを釣ってみたい気になった。そこで、以前から気になっていたM川本流のとあるポイントへ向かった。そこにはダラダラ川が続くM川上流にしてはちょっと場違いな、かなり立派なたまりがあることを知っていた。きっと野生化した巨大ニジマスがいると思っていたのだが、アクセスがあまりにも大変そうでいまだ釣ったことのない場所だった。今日は意を決してそこにアクセスするために斜面を下り、森を歩き、草原をこえた。クマよけ呼び子を吹き鳴らしながら広い川を渡り、針葉樹の林を抜けると、広い川原と目的のプールがあった。水深2m ほどのプールは遠くから見て考えていたのと比べて意外と狭かった。わくわくしながら背をかがめて近づきそっと振り込むと、ほんのかすかなあたりのあと信じられない強引な引きで竿をもってゆかれた。油断していた。3mの細い渓流竿を立てるまもなく3号の道糸がピンと張ったとたん2号のハリスが切れていた。一瞬の出来事で巨大なニジマスがいることは明らかだ。普通、大型魚釣りのときは4号道糸3号ハリスの仕掛けなのだが、今日は用意していない。3m の渓流竿が破壊されなかったのは幸いであった。すぐにヒットした2匹目は流れに乗って猛烈な引き。うぃうぃうぃと小気味よい糸鳴りがして渓流竿が悲鳴をあげる。なんとか、ランデングネットにおさめたが、とたん浅かかりの針がはずれた。3匹目はなんとしてもコントロール不能。水中で激しく反転を繰り返す大きな銀色が闘志をかき立てる。数分のやりとりでもまったくパワーが衰えない。しかし、不意に針がはずれ逃げられた。そのあとは、小さなオショロコマ1匹とニジマス幼魚3匹でおしまい。ここでも野生化したニジマスが自然繁殖していることがうかがえる。ニジマス釣りは細い渓流竿に限る。ルアー竿やフライロッドと比べるとまさに格闘技の快感を味わえるのでやめられない。釣りの原点だとおもう。しかし3mの渓流竿は、もともとこんな強度に耐えられるようには設計されていないので、しばしば爆発音とともに竿が木っ端みじんに破壊される。そのスリルもたまらない。
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もっとでかいのには逃げられましたが、そのうち リベンジしたいと思います。
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ニジマス幼魚もいることから、野生化したニジマスが自然繁殖しているものと思います。
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