オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ウチダザリガニと放流サクラマス

2012-08-16 20:31:53 | ウチダザリガニ
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2010-9-11(土) 晴れ 
以前、阿寒湖で食べた茹でたウチダザリガニはとてもおいしかった。そこで、かねてより気になっていた北見市の富里ダムのウチダザリガニを採ってゆでて食べようということになり、みんなで我が家の近くにある富里ダムに出かけた。きっと腹一杯食べるほどのウチダザリガニは採れないだろうということでコンビニで昼食を買っていった。富里ダムに流入する砂防ダムのある川の落差こうで石や岩の間にかくれているウチダザリガニをスルメを釣り針に引っかけて誘い出しハサミでつかんだところをゆっくり上げて、素早くタモですくう方法で7-8cmから20cmまでのウチダザリガニ大小6匹採集。スルメに近寄るときやスルメをハサミで挟んで石の下に逃げ込む動作は意外と素早かった。



ハサミのつけ根に大きなよく目立つ白斑がありますが、これがウチダザリガニの特徴です。





まさにバルタン星人です。このハサミではさまれたら悲惨なことになりそう。


ニホンザリガニとげ一本、ウチダザリガニとげ三本 と歌に歌われていますが、ごらんのとおりウチダザリガニの頭には突起が3本あります。


ガスコンロと鍋で塩を少し入れてゆでて食べたが今日はゆでる時間がやや短かったせいか阿寒湖ほどはおいしくない。ウチダザリガニのカニ味噌は苦かった。要するに私たちの湯でかたが下手なのだ。




ザリガニがゆであがるのを待っているところ。



ゆであがりました。


残念ながら茹でるのが下手くそで阿寒湖ほどおいしくはできませんでした。 ゆずりあいながら 食べました。


砂防ダム下には富里ダムから遡上してきたサクラマスが多数産卵のため集結し、ひしめいていた。釣り人が一人きた。チビヤマベやチビ虹鱒がけっこう釣れるようだ。この渓流には脱皮したばかりのウチダザリガニもみられ、盛んに繁殖しているようだ。唯一の在来種フクドジョウが数匹見られた。大きな鯉がすぐそばを泳いでいて、なんとかこれを釣ろうとしたが当然無理であった。鯉のほか、富里ダムにはヘラブナも放流されている。昭和62年に完成した富里ダムには、鯉、ヘラブナ、ワカサギ、ニジマス、ヤマベ(サクラマス)とウチダザリガニ? 等が放されたが、これらのうち ウチダザリガニだけはその後、攻撃的外来種として差別悪党扱いされている。しかし、いまや完全に市民権を得てしまった外来種、本州でのアメリカザリガニと同様に、子供たちの遊び相手として富里ダムで最も人気があるのはウチダザリガニのようだ。ウチダザリガニ採りの網を持った親子ずれが喜々としてザリガニポイントへ走ってゆくのが見えた。ローズヒップが管理棟近くに美しい実をつけていた。 








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