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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

 かなやま湖の超大物イトウ 116 cm 22.5Kg 、胴まわり67 cm

2012-08-21 22:20:31 | イトウ
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 かなやま湖の超大物イトウ 116 cm 22.5Kg 、胴まわりはなんと67 cm 。
北海道南富良野のかなやま湖で1992年6月4日の午前零時30分にヒットしたイトウ。この湖の主ではないかとされている。この頃からかなやま湖では夜間に捕食活動が活発化するというイトウの習性にもとずいて夜釣りが行われていたことがわかる。体長116cm, 体重25Kg, 胴まわり67cm。20分のファイトの後、大きなランデングネットですくい上げた。釣り人は富良野市在住であった会社員坂下和則さん(当時43歳)。竿釣りではかなやま湖で記録された最大のイトウといわれる。このイトウは推定25歳とされている。イトウはこの大きさになるともう体長はあまり伸びずに、胴回りのみが同心円状に太くなる傾向があるようで、超大型イトウは最後はアザラシ様体型になってゆくようだ。












私もイトウは釣ったことがあるが小物ばかりでこんな大きなすごいイトウは見たこともない。道北の猿払川河口で婚姻色で下半身真っ赤なイトウがヒットし、15分ほどのやりとりで逃げられたのが最大級で 1mはあったと自分で確信している。このほか、モンゴル北部のセレンゲ川本流で大物イトウをヒットさせたが跳躍され、とうとう逃げられた。これも1mはあったと自分で確信している。逃がした魚は心のなかで、日々大きくなる。モンゴル北部では今でも1m50cmくらいのはよく釣れていて写真も見た。聞いた話だが1m70cmというのがあるそうだ。北海道でも大きなイトウの話は枚挙にいとまがない。このようにイトウは大きいをもってよしとするようだ。物証は無いが北海道では1937年、十勝川で2.1mのイトウが捕獲された記録が最大らしい。しかしアイヌの民話では鹿を飲み込んだアメマスまでいるのでやはり魚拓、剥製、写真など物証のある記録が貴重である。そのような意味でも、ここに示す、かなやま湖の超大物イトウ 116 cm 22.5Kg 、胴まわり67 cmの記録はきわめて貴重であろう。

  負け惜しみもあるが、どうやら私は本来大きな魚より小さな魚が好きらしい。年をとってきたらその傾向はさらに強く、最近では魚の大小は問題ではなくなった。オショロコマの森の小さな渓流で美しいオショロコマを見るのが最も好きになってしまった。



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