
2013-3-30(土) 曇り~吹雪~曇り
群れ泳ぐ巨大なイトウたちを撮影
この日、土日を利用して孫たちと総勢7名で層雲峡一泊氷瀑祭り最終日を見物にいった。
ホテル朝陽亭の大型送迎バスが我が家のすぐそばで止まるのでそれを利用した。
13:30頃、北見を出発、30分ほど走ると留辺蘂を越えて温根湯にさしかかる。
ここの温根湯山の水族館のある一帯は道の駅で土産物屋や東洋一の鳩時計などがあり、15分のトイレタイムでバスが停車する。
私は15分でイトウの写真を撮ろうと決心。バスを降りて山の水族館まで急いだ。小走り5分で水族館の入り口に着いた。

入場券を買う人たちが10人ほど並んでおり、これに並ぶわけには行かない。
私は山の水族館年間パスポート(一年間に何回でも入館可能。)を遠くからかざして水族館に駆け込み、5分間、館内を大急ぎで撮影してまわった。
滝壺水槽、水面が氷った水槽、イトウの水槽を手早く撮影した。出口から出たのでは間に合わないので、また入り口に逆走、年間パスポートをかざして素早く水族館を出た。
バスまで5分、足早に歩いてぎりぎり出発直前のバスになんとか間に合った。
滝壺を下から見上げる水槽に群れ泳ぐオショロコマ。素晴らしい光景で初めて見たら度肝を抜かれるが、これは人工の架空の光景である。私は全道の主な水系を見て回ったが現実の世界ではこんな感じでオショロコマが群れている環境は見たことがない。

これが水面が氷る水槽にいる不評の養殖魚風情むきだしのヒネニジマス。哀れなヒレをみて下さい。

これが唯一のスター、ブラウン。しかし水カビ病に犯されていました。せっかくのアイデア水槽なので良型の美しいニジマス、アメマス、オショロコマぐらいは入れてください。

前回、新装山の水族館に対する不満を多々述べ、イトウさえ見せておけば良いとでも考えているのだろうか?と酷評したつもりであったが、考えが変わった。イトウさえ見せておけば良いのである。わー大きい。おっかない顔だ。たくさんいるね。すごいね。皆さん、大喜び、感激している。これで良いのである。すべて導入が大切で後のことはそれからゆっくりでよい。生き餌のニジマスを獰猛に捕食する光景を見せる企画ではイトウ釣り師たちが参考になると熱心に見にくるという。

以前の水槽のようにイトウが美しく見えることはなくなったが、そのかわりとても野性的にみえるようになった。これもまた良いかもしれない。
撮影条件の工夫でこの程度までは撮影できる。

2013-4-14(日)の北海道新聞によれば、昨年7月にリニューアルオープンしたばかりの新装山の水族館は、入館者が20万人を越え記念セレモニーが行われた。これはすごいことだ。どのくらい凄いかというと、従来、山の水族館の入館者は年間2万人程度であったが、新装オープン後は9か月余りでその10倍もが入館したのである。旭山動物園の水族館版になればよいと切に思う。担当の方は目一杯努力しています。一般の地元の方々のさらなるご協力も期待してもよいと思う。マスコミ、テレビの方々、これからも応援よろしく。管轄する北見市も人員や温泉水利用の飼育施設などに予算をもっとつけても良いとおもう。

