オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

激しく変遷する知床の渓流とオショロコマ

2013-04-25 18:40:49 | 渓流魚、蝶、自然
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年早春の知床半島S川下流域のオショロコマ
20XX-5-10  晴れ 風が冷たい
激しく変遷する知床の渓流とオショロコマ
9時30分に北見を出発。知床の渓流S川に向かった。この渓流では以前、6月に降海型オショロコマをかなり撮影したことがある。

それではこの時期はどのような状況か、降海型は出現しているのかどうかを調べに向かったのだった。

途中、秀峰羅臼岳に雲がかかっているのを撮影できた。


この日はおおむね一日中晴れであったが風が肌を刺すように冷たいのはこの時期の知床の特徴だ。

目的の渓流S川はいつもと比べてかなり水量少なく白い川底の石があちこちに出ていた。


以前、降海型オショロコマを釣ったときよりは、はるかに川の状態が良くない。

向こう岸の降海型オショロコマが多かったところは水量少なく魚がたまるような環境ではなくなっていた。

知床の川の状況は毎年同じとは限らず、むしろ思いがけないほどに変化することが多い。

普段オショロコマの多いこの渓流の下流域には、この時期意外なほど魚が少なかった。

下流域の個体群は、この時期には海(汽水域から沿岸域と推定している)に移動しているのだろうか。

やや良型で緑色調の濃いこの川の下流域独特のオショロコマは、今回少し見られたに過ぎなかった。 














いつもと較べると大型個体は少なく、目的のギンピカ降海型オショロコマは一匹もいなかった。撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

この渓流は河口から数百mで魚止めの落差溝があり、一応魚道はあるが機能していないことが多いと思う。

そこから上流はヒグマの巣窟であり、私たちはそこから上流へは怖くて入ったことがなかった。

この日は意を決して、上流域へ入ってみることにした。


この項 続く。



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コメント
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