反省

こんなに長いこと人間をやってると、どうしても格好悪く、人に言えないようなことも山ほどある。いえないような事は横においておき( ふーー~と一息)言えるような事の1つを記す。
今私は、体罰について
猛反対するが、かつてはやったこともあるし、意識的に肯定していた時期もある。24~7~8の頃、時たまではあったがやった。抗議されたことはなく逆に子供や親から褒められたこともあった。とにかく最終的にはまずいと思って自分でやめた。初めて殴った頃のことを割合よく覚えている。教員になって1~2年は手を挙げないと心に決めていたが、3年ぐらいたってから、はじめて手を挙げた。その日は1日中、家へ帰ってからもなんとも気持ちが悪かった。2回目は学校がひけるまで、3回目は給食まで、次は中休みまで、そのうち気持ちの悪さを感じなくなった。
その上、信頼関係があれば一つの表現だと正当化するようになった。確かに効き目はあると手ごたえを感じて自分の中では禁止しなかった。数年立って
あるとき男の子をしかるのに意識的に効果的な方法?でビンタした。すると急にその子が横を見、私の指が口唇の間に入ってしまった。歯茎から血をだし・触ってみると歯がぐらぐらしてた。お家に行って誤り責任は全て自分が負う旨はなした。許してくれて、教職が続けられたが、そのとき、自分の勝手さを思い知らされ
それ以後は体罰とはお別れした。体罰は(言葉も含むと思うが)麻薬中毒のように癖になるものだと思う。教育は目的と方法の片方だけでは成り立たないことを経験した。これも子供から学んだことかもしれない。
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