足②

足(踵・足の裏)は足①以外にも意味が3つあると考えています。
1、身体生理的な意味
  足に意識を集中すると、そこは暖かくなり時には汗ばみます。これは太極拳な  どでも経験することです。
  脳波や皮膚反射電流の実験で好ましい方に変化する事を確認しました。
  (この実験は学生時代から始めたのですが、退職祝いに自分の褒美に安い脳波   計も買い何度も実験しました。予想通りの結果でした。)
 2、心理的・精神的な意味
   「自分は~と考える」という精神的な行為をする時、考える主体S(サブジ    ェクト)~と考えてる客体O(オブジェクト)があります。主客を離すこ    とにより、その行為がはっきりします。
   簡単に言うと、足をイメージのスクリーンのように使うのです。スクリーンをできるだけ離して見るのです。
   文字通り〈踵を以って思惟する)のです。そのほうが主客は混同しにくくな    ります。自動思考(雑念)と意識的思考の区別もつけやすくなります。精   神的に困難な状態になると、主客両方がが上方にのぼり、上半身に力が入り   首筋や肩が凝ることである程度自覚できます。そして普通は意識的・無意識   的にそれを解消しようとします。
3、運動に関わる意味
  足は姿勢の維持・歩行や走だけでなく、スキーやスケート、武道や踊りでも重  要なポイントになっています。テレビなどを見ていると、スポーツ選手は種目  や人種に関係なく足の裏の操作がしっかりして
   るように見えます。
  上記のような理由で、足は人とりわけ教育では重要なポイントではないかと考   えています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )