地球で何が起こってる?地球が怒ってる。

これは毎度おなじみ、おやじギャグ。
 人間がただ一つ存在すると考えられるこの惑星では、その人間が欲とお金を求めて地球を掘り返し燃やしてしまうので、地球は我慢ならんと怒っている。
 マネーゲーム中毒で「にっちもさっちもいかない」が私の現代の地球観。
  今や人類がまず始めに向き合い、相手にしなければならないのは、仲間内ではなく住んでいるこの地球そのものではないか。子どもも、大人も、経済・政治・文化など全ての分野に言える。
 地球が怒ったら、従来の経済・政治・文化は壊れ、欲やお金も意味を成さなくなる。かつての終末的な空想のようだが、昨今、国の内外で起こるある限度を越えた様々な出来事を見ると、どうしようもない地球の怒りが静かに迫って来るような気がして仕方がない。
 寺島実郎さん(日本総合研究所所長)が言うように、この惑星のグローバリゼーション化制御のため、国際的システムの構築が急がれるだろう。それには、リダーの広く深い構想力が求められていると彼は言う。(暗に現在のリーダーは備えていないの意)

 夏には参議院選挙があり憲法や経済格差など今後の日本の方向を決めるることになるが、どこに投票したらいいか困ってしまう。(まず始めに地球に向かい合う)政党が全く見当たらないからだ。どの政党もまず始めに政敵やスポンサーや国民(の受け?)に向き合っている。その意味で、民主党に対し「よりましとは言えない」と言っている共産党も、まず地球に向き合おうとしない基本は権力政党と変わらない。
 どの政党も与党の政策に賛意を示すか反対するかの違いはあるものの、世界観は基本的に戦国時代や明治の富国強兵の時代と似たり寄ったりで、1960年以降、地球を月から直接見たり、その写真を見ても、発想は相変わらずで、変わっていない。
 
 今年の皇室の歌会のお題は「月」だった。お呼びではないが、全ての人々が「月」からの俯瞰図のようにして地球や全ての人々の動きを見るといい。
  地球から地球を見るのと月から地球を見るのとでは当然

風景と物の持つ意味が全く違っているはず。相変わらずでは、地球が怒るのも無理はない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )