世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
本音の本音
前の日記で、私にとって大事なものは、究極的に地球と2人の娘で、両者は一体と書いた。その後、さらに突っ込んで、考えた。
仮定の問題だが、最終的の問いとして地球か娘かと自らに問いかけた。最後に残るのは娘だった。妻にも聞いてみると、やっぱり娘だった。
恐らくこの価値観は人間の、動物の、生物の生まれ持った性質であり本能だろう。究極的に親は自分の命より子どもの命を優先するのも本能的な価値観であり、選択の優先順位ではなかろうかと思う。
自分か地球かの優先順位は親としては娘の立場で考えるから、当然地球と言うことになる。だから価値観の順位は
1、子ども
2、地球(自然や人類等全ての生物を含め)
3 自分
大人がこのの価値観や選択の優先順位を前提に人間の全ての営みが行われるのが本来だと思う。(ここで間違ってはいけないのは個人主義や「天上天下唯我独尊」の名で、順序が入れ替わったり矛盾するものでないこと。)
現在政治を始め経済や教育など身の回りの多くがこの前提を欠落させていないか。自分が他の2者に優先されていないだろうか。
子どものいない大人もいるが、前提は子どものいる人と全く同じ。誰にも自分を生んでくれた親がいる。どの親も上記の価値観を熱望していたはず。自分はその子どもである。相互の関係に違いはない。
この当たり前のことが、多くの大人が学者が政治家が【先生】と言われる人たちの多くが、忘れている。
もし、先に書いた当然のことが押さえられていたら、(多くの人は突拍子もなく飛躍して聞こえるとは思うが)
世界中が経済の市場優先の拡大路線をとったり、最近の教育再生会議の提案のような権力や大人中心の教育政策は発想されないだろう。
暢気すぎるきらいはあるが、ゴア氏(元米国副大統領)の言うように地球の温暖化同様、自分の子供を守り、親の自分への思いに応えるのに、『今なら間に合う』だろう。
この当たり前のことの分る大人が目の前の人を始め、一人でも多くなり、そのことの分るリーダーが、世界や日本に出来るだけ早く出てきてほしい。
当たり前のことを 思い出すだけでいい。