異常な環境下では 当然の変化

 
この間、遠くに住んでいる娘が家で飼っている猫(ナゴヤ)を連れて遊びに来た。
 ナゴヤは彼女たちが荷物を置いた今の隣の座敷のカーテンの裏に隠れ、長い時間出てこない。抱っこして畳のところにおいても直ぐまた隠れる。丸い1日は全くえさも食べず、げろを吐き、トイレもしない。
 時間がたつにつれ様子を伺うように出てきて、いつものペースに戻り、1週間後には
 居間から台所、高い窓の台のところに飛び乗ったり飛び降りたりするようになった。
 帰る時、車に乗せるので籠に入れようとしたら嫌がってバタバタした。
 ナゴヤにとって異常な環境の中で当然の異常な行動をしただけである。
 不登校や発達障害と言われる、スタンダードからすると特異な行動はナゴヤの行動と相通ずるところがあるのではないか。

 異常な環境の中で異常な行動をするのは生物として当たり前の変化である。
 学校へ行けなくなったり、集中力を欠きトラブルを起こすのは 子供だけでなく向かい入れる教師にも多いと言う。学校と言う教育空間が異常だと考えると理解しやすい。
 人は可塑性があるから環境を整えれば本来に戻る。

 補足 庭に来るすずめも似たところがある。
 
 
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