ここは何所?

理想を夢見ているからなのか、何時も現実社会の不条理さに文句をつけながら何やら探し物をしている。

だからと言って、この世が理想的にできていたら、理想を描くことも求めることも出来ず、生きる意味が無くなりそれ以上無残なことが無いのも分かってはいる。

だから現実は理想と不条理の間に存在し、その間を行き来するものなのかもしれないが

そう言ってしまえばみもふたもなくなってしまい「地球最後の日」がこようと日本が沈没しようとどうでも良くなりやはり生きる意味を失う。

今がちょうど良いとも思えないし私たちはどんな枠組みの中で探し物をしているのか、知りたいものだ。

 

 

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世界は似たり寄ったり

(無理無理を承知してのことだが) 北東アジアの日本と中東に影響力を持つエジプトの最近の政治状況にどこか共通した所を感じる。

共に超大国アメリカの庇護?を受けた友好国であり、日本は敗戦によって、エジプトはアラブの春によって民主化し憲法を制定し選挙で指導者を選ぶようになった。

日本はマスコミがエジプトは武力が(おまけにアメリカはお金が)民主主義の重要な道具である選挙の意味を損なっている。

民主主義が本来の自然法的な理念から人間の我欲や御都合へと変質した世界にあっては

体制や価値観の如何を問わず世界は何所も似たり寄ったりなのかも知れない…。

…だとすると、力むところが違っている。

 

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