情報力と情報源

スポーツ競技でも経済競争でも政治闘争であっても、戦いは相手に勝る情報をもっているかどうかで決まる。

競争社会は共同体を壊し情報の共有を妨げるから、1面的に競争に走っていると情報力を低下させ今日の日本のようになるのは必然であり、

学力の比較競争が知識の貧困化と単一化を招いていることを情報力の観点から見直さないと経済の再生はおぼつかない。

為政者・学者の現状に対する情報力(現実の中にしか存在しない情報源における情報の収集・分析力)は権力や権威とは無関係な事に当人も周りも気付きにくいかもしれない。

情報上は、自然界に行き違いは無いが、世界は行き違いだらけ。

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

情報が要

(遺伝子情報)と言われるように遺伝子も情報と考えるなら世界に存在するものは全て情報であり人間の営みも全て情報に依るとも言える。

弱肉強食の競争社会も情報によって成り立っており、超大国アメリカは情報の超大国と言い換えられる。

参院選が終わり勝者と敗者に分かれて悲喜こもごもだが、未来を問うなら勝者も敗者も情報力を高めることが最大の課題なはずだが、その意向は全ての与野党からあまり伺えない。

否応なく世界のグローバル化は進むだろうから例え日本の国家を中心に国益をはかるとしても、グローバルを視野に収めた情報力を如何に高めるかが求められているはずだが、与野党とも切磋琢磨する様子は見られない。


  経済を再建し強い国を作りたいならなおさら目先の金融や軍事力に振り回されていては逆の結果を生むことになる。

 参院選は与党の圧勝に終わったが野党は情報戦で圧倒されていたことを自覚しない限り反転はあり得ない。と自分は考えている。

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )