世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
役不足
ベルギーでG7が開かれた。
先進主要国のリーダーが集まって世界の問題を解決すべく持たれている 世界最高の会議のようだ。
今回、ロシアは弾き出されたが、この7か国のリーダーも国益が絡み問題解決の機能は
あまり果たしていない。
そりより意外だったのは たった7人なのに相互の信頼関係があやしく感情的な齟齬すら伺えることだった。
主要国の首相や大統領だから 人格的にも期待していたのだが、陰口や罵詈雑言・そっぽを向くような振る舞いを見ると あれで近所づきあいが出来るのかな? と急に身近さを感じた。
舞台にふさわしい人が 出てきてほしいものだ。
見えにくく出来ている 私たち
3号通りに住んでいると言うお年寄りが散歩の途中 話しかけてきた。
この団地が出来立ての頃のようすをはなしてくれた。
夜はカエルがよく鳴いていたと言う。
近頃はどうですか?と訊ねると 目が宙に向かい返事に困った様子。
他の鳥や虫のことを聞くと、あまり関心無さそうで 話の矛先を変えてしまう。
思ったのだが、周りの環境の変化に疎いのはこのおばあさん限ったことでは無く、若い人も子供もあまり変わらない。
これは都市に限ったことではなく田舎もあまり違わず、(オーバーかもしれないが)ひょっとすると 世界どこも似たようなものではないかと思う。 要するに 我々人間は マスコミの情報に依拠して社会生活を送っており、マスコミが取り上げない物は 身近な環境の変化であっても
認識し難く出来ているのではないだろうか。
それだけ私たちは社会生活に気を奪われ感覚が鈍くなっているのだろう。
マスコミの情報には限界があるし、ましてマスコミが企業の論理で情報を発信する現実にあっては 我々は(見えない聞こえないに)近い状態の下で生活していることになる。