地球主義




   
   
    
 
          (昨日 国立で おしゃれなシャンソンを聞いてきたからか 夢は広がる)

        世界の200余国は すべて国家主義(ナショナリズム)を基に成り立っていると考えられるから「世界の平和と繁栄」は

国際社会とかグローバリゼーションと言いながら 世界のグランドデザインや仕組み無しの言辞に過ぎず、世界を単位にした責任ある立場の指導者はいないと言える。

         地球主義(地球+自然)と(内向きな)国家主義は 全体と部分の関係であって対立の関係にはない。 

          現在は 思想的には 国家主義から地球主義への時代的な転換期にあるんだろう と思う。

          このような背景を持ちながら 世界は 異常気象・疫病 ・世界経済の行き詰まり ・武力衝突 

・多くの阻害された子供や難民 …これらの 難問を抱えてしまった。
    
         日本は「地球を俯瞰した積極的平和主義」看板しているのだから

           ① 子供の現在や未来の希望を勝手に奪うのを止め返してあげ、難民に助け舟の一つも出してほしい。
         
           ② 金融緩和やマイナス金利などのゲームは止めて 真面目に働いた方が良い。
        
             何より 皆して 地球主義の理念を確かめ それを基にグラウンドデザインを描き 

「地球時代」に必要な指導者を生み育てたいものだ。

        
           (先日、言いたいことを「自然主義」と表現したが、より「地球主義」の方がイメージにより近い感じがする。来るべき時代の呼称はある学者が使った「地球時代」が座りが良い。)



            
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兆しは見えるのに




   昨日、「アベノミクスは失敗ではなく間違い」こんな題名の著書を出していた慶応大の経済学者 江端氏がテレビに登場し肯定派の学者と対談していた。

    「失敗ではなく間違い」だと指摘する人がいることを初めて知った。
   
    先日の予算委員会も今朝の政治討論会でも アベノミクスの基本的な効果を強調する政党はあれ 否定する政党は皆無である。

    金融緩和策が日本においては 間違いであることを数年前から認識し日記に書き記してきた私には 江端氏の登場は心強かっただけでなく、

その番組に報道機関の空気の変化を感じていた。

        アベノミクスの評価をする人たちはデーターを基に評価するが データーの基になるデーターの吟味をせず、疑問を抱かない。  

先日、マイナス金利策を端的にやったにもかかわらずである。

     
正に 私たちはレトリックの文化の中でうごめいている。
    
     
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根は深い






昨日、 「情報化社会」の一面を私的な印象を根拠に書いたが その後、スッキリしなかった。

   考えてみると、似たよう事は世界中に しかも昔からあって 今始まった事ではないようだ。 

  西洋にはレトリックや修辞学・美辞学は思想や学問として2000年以上も前からあり、 東洋では「巧言令色少ないかな仁」は儒教の教えとして伝えられてきた。
   

現代社会においては 各分野でプレゼンテーションの能力が求められてもいる。

   憲法「改正」・「安全保障」・「経済成長」・金融「緩和」・1億総「活躍」・女性が「輝く」社会・「テロとの戦い・「ならず」国家 ・「悪」の枢軸・「国際社会」…

   どれをとっても否定のしようのない命題であったり、肯定しようのない命題を 権力者や公が こんな言葉を用いて政策や説得の看板にし、マスコミがその看板を「公正」に用いて流布する。

それが社会 の現状や実態からどれだけ遊離していても 社会の出来事を情報を頼りに行動せざるを得ない多くの人たちは 看板に従って動くことになる。

    こんな社会的な仕組みが 世界の文化として昔から存在していることに思いついた。

        時代の転換は価値観や産業だけでなく 言語的な文化の有りよう とも関係し、この面からの教育の見直しも必要になる。


   
          (つい、かつての不動産屋のアパートの宣伝文句だった「駅より10分」を思い出しちゃった。)
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