全体と部分

全体から切り離した部分の切り取りは　マスコミ情報だけではない。　そもそもの政治の政策そのものが　「各論」ではなく「部分論」に終始している。

　　　　文明が分業化し　個人は森を見ることなく木を見て仕事をする仕組になってはいるが　そこを統合し補うのが経営や政治の仕事だろうに…そうはなっていない。全体と部分が混同している。

他人事ではない「愚かさ」

どう見たって　自然や社会の現状は　人間に新しい価値観（理念)を求めている。

　　　　　　　古い価値観に縛られ　求めに応じたはっきりした動きは見られず、舵を手放してさ迷っている感もするが、
　　　　　　
　　　　　　地球の温暖化や社会のグローバルな動きが　　自然な形で水先案内してくれているようだ。

　　　　　　　愚かさは他人事ではない。
　　　　　　
　　　　　　　　



　　　　　　　

毎度のこと

　　　　これまでも　マスコミが政策を先取りして宣伝し地慣らしするのは珍しくなかったが、ここに来て一段と拍車がかかっているようだ。

　　　　　経済　治安　貧困　地域や家庭崩壊　人格障害　社会保障　国際関係
　　　
　　　　　　よっぽど悪化しているからだとは思うが　ツケは次世代へ回すことになる。
　
　　　　　　全体を見ず部分だけを切り取って「どっちにする?」と2者択一を迫る。

　　　　　　

因果と赦し

この世は所詮　善玉と悪玉の2種類か？

　　　　自称「善玉」が　勧善懲悪に倣って「悪玉」を力づくで制裁しているようだ。

　　　　　果たして　桃太郎の鬼退治のような顛末になるのだろうか？
　　　　
　　　　　　いずれの宗教も人間の至らなさを指摘し　自然への回帰や隣人への愛を説く。罪びとの心に「善玉」も「悪玉」もなく　

あるのは因果や因縁と赦し。　「傲慢」がまかり通っているようだが「～いわんや　悪人おや」の教えは　どこへ置き忘れたか？