世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
天晴れ!宮子あずささん
今日一番のニュースは 東京新聞朝刊全体がフジテレビの宣伝紙に覆われていたことだった。
折りたたんだ新聞を開くと分厚いチラシがいっぱい。
商業宣伝の中にニュースが挟まれているのを直接目にしたが テレビはそれを越えている。
スポーツ欄 トップに貴景勝 左隣に小さく白鳳の全勝優勝が載る。ここ数年 日本の力士を優先して報道している。
横綱をトップにした伝統的な相撲の報道が公正さを失ったようで個人的には 興味が薄れてきた。
分厚い新聞の束の中で 力を貰ったのは 本音の欄の 看護師 宮子あずささんのはがき大のコラムだけだった。
これは 小さい記事だが 大きく深い物語に思えた。
大小の物語
ロシア疑惑 メキシコの壁 ベネズエラ イギリスのEU離脱 ゴラン高原の主権容認 ましてアベノミクス 地方選
不正統計 軍拡競争 憲法云々 なんかは小いさな小さな物語 温暖化はそうはいかない 子供の2000都市におけるストライキデモは大きな物語
探せばそこらに一杯あるよ 走り回る幼児の素直な声 爽やかな春風と芽吹き 朝方必ずやってきて聞かせてくれる小鳥の声 お星さんだって お日さんだって
健康回復や元気になることも 大きな大きな物語
要注意は 滅多にないが小さな物語が大きな物語に急成長することが稀にある。逆は無し、 とか言っているうちに 分からなくなちゃった!!
大人の責任
2016年に国連総会でSDGs(持続可能な発達目標)を全会一致で決めた。 逆説的には 現在の人間活動をしていては 世界は持続出来ないことを確認したことになる。
それは論理的にも正しく 消費・消耗の実態から実感する。
世界的に縮小・弱体化している中での出来事を大きな物語だとすれば 日々のニュースは小さな物語 になる。
私たちは断片的な細切れのニュースを物語にして生きているかもしれない。
現実を否認して 目先を お祭りのようなニュースや情報に包まれ 他国に対して夜郎自大になる幸福は 情けない。
真に安心できる幸福は 大きな物語の中で楽しいニュースを見つけ出し それをよすがにして生きることではないだろうか。
その責任は 大人にある。 表面的な物語のさらなる小型化や虚ろさが 日々 進んでいるように感じるが、
深くは 大きな物語が芽吹きのように拡がっているのを 探すのを楽しみ耽っている老人がここにいる。
仮説の面白さ
世界の勢力図を 西にユダヤ 東に中国を頭にして描くと 両者の歴史的な類似点もあって 世界の現状や今後の変化が 面白い形で浮かび上がる。 仮説の面白さ。
どっちが健康?
この間 保護付きの乳幼児の行事を外から見ていた。
子供は やたらに動き回り走り回る 頭と体が一体で動く。
保護者は ずーっと その場で 顔と顔を合わせお喋り 体と首から上とは別々に動く。
当たり前なのだが 動きが違う 子供たちに肩こりや冷え性はいないだろう。
どっちが健康?
早くも不適応
「 幼児教育の無償化」が 国会で議論されている。
実情とはちぐはぐな政策には慣れているから 政策に期待はしないが 話題としては面白いと思う。
子育てや教育の問題は「健全育成」の名のもとに この時期から乱れ始めていると思われる。
社会は 経済に役立つ人材育成 言わば 人を「材料」として育てる仕組みに組み込んでいる。
元々 子供は 何かの材料としては生まれてきていないから 不適応が出るのは自然の理。
「幼稚園の年長組は急に1クラス35人になる。 指示命令で管理せざるを得ない」と専門家がテレビで述懐している通りだろう。
その先に小学校 中学校がある、 言わずもがな である。
幼児期から「健全育成」の名で健康を害し始めていると考え 調べて明らかにしたい。