つい「美しい地球、美しい自然」

この球体が美しく自然もまた美しいに違いなく、自然に抱かれて癒されるのも間違いない。
　ただ、今の地球や自然を（美しい）と断じ、それを前提に物を言い行動するのはどんなものだろう‥
　長い間の習慣でその物言いや行動が出てしまう。
　よく見ると、我々は地球の異変や自然の壊れに覆われているはずだから、無条件に賛美するのは　地球や自然にはありがた迷惑かもしれない。少し気をつけないと‥

怪訝な顔

　
朝一番、ポストから新聞を入れる
　最近、汚れたガスを茶の間に引き入れる感じ
　　だったら、新聞を買わなきゃいい
　　　　だけど、テレビ番組は分らなくなるし‥　考えると、それよか間違いなく自分はそのガスの中で生きている
　　　汚れ具合を知らなきゃー
　　　
　来月から読売新聞になる
　　　　　　　おれは毒ガスの探知機みたいだが　それも生きる為にはいいかもしれない
　　　　　　　　
　　　　　　　　　女房や子どもの怪訝な顔！
　　　　　　

国際世論や人道支援の意味

　ハイチやチリーへの支援と、新政権によるアフガンへの１兆円近い支援は共に人道支援だと言われてるが、支援の規模が違いすぎないか？
　これ自身は色んな背景の結果だが、この事実は（人道支援）の意味するところを我々に見せてくれる。
　国際世論や人道支援が道具にされている。　国の公正さを欠いた（せこさ）を感じる。
　　　

何が【普通】？

　経済が立ち行かなくなると借金し、お金を印刷してお金を使って景気対策だと言う
　自殺者が多いからと、うつ病対策
　子どもが学校へ行けなくなったり、落ち着いて勉強できなくなるとカウンセラーを配置し、
　お金をバラ蒔いて少子化対策

　　前政権も新政権も与党も野党も外国も日本も　原因と結果のはき違い現象
　
　　「臭いものは元から正せ」と言うのに、我々のやってる事は（臭い物にはふた）
　　　原因を考えて先回りすれば良いのに、（モグラ叩きを〉を止めない
　　　皆やってるから、普通でない事が【普通】になり
　　　　　　　　　　　当たり前でないことが【当たり前】になちゃった
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　これでは　　地上に立っているのに　その事を忘れしまう
　　　　　　
「自然に帰れ！」の　ルソーは　天上で目をパチクリしていないかな？
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　

心を省いた論議

参議院の国会中継を見ていた。与野党の質問に首相始め大臣が答える。
　少子化をめぐっての質疑応答が党派や立場を超えて全てお金や物をどう充当するかにあった。
　少子化対策の基本がお金や物で解決すると考えているのだろうか？
　（結婚しない・子どもを生まない）原因をどう考えているのだろう？
　だれだって幸福になると思えば結婚もするし子どもも産む。その幸福はお金や物が足りないからだと心底思ってのことだろうか？
　お金や物があればハッピーではあるが（幸福）ではない。【心】を抜いて物を考えていないか？
　戦前戦後の貧しい中にあって子どもをたくさん産んだ両親は、少なくても『子供達は自分たちより幸せななって欲しいと願っていたし、幸せななる。』と信じていたようだった。
　あの頃、大人は皆そう思っていたようだった。
　今、そう思っている大人がどれだけいるだろうか？
　ある国際的な調査で、（「将来不安」と答えた日本人が８６パーセント　）の数字もある。
　　経済や教育に関しても同様だが、
　　政策論議に全体的な背景と人や子どもの心が抜けているような気がして仕方ない。

世界の中に閉じ込められた人の目は

　世界に閉じ込められたヒトの目は　どこを向いているだろう？
　　
　　メダル？　ヨハネスブルク？　北京？　ハイチ？　チリー？　イスラエル？トヨタ？　テロ？　景気？　お受験？　新聞テレビ？　お金？　今日食べるもの？　死？誕生？
　‥‥　切りないが。

　水や食料不足・空気の異常な変化・海水の酸性化・新しいウイルスの発生・核・資源の枯渇・生物種の減少等危機といわれるものが進行している事は間違いない。

　　全体を見ないと、具体的な目の前のよりベターな事さえ見えない。
　　　社会の事も自分の事も
　　　　たいして立場は違っていないのに、ヒトはどうしてこんなに違って見えるのか？