着物の裾直しは、まだまだ続きます。
↓今回は黄格子の紬。写真のようなスレと穴が裾全体に!
↓始めはガロンテープで傷んでいる箇所を隠そうかと。それが一番簡単なので。でも八掛けの色に近いテープがなく、近い色でもこのとおり。かなりテープが目立ちます
う~ん、手間はかかっても、裾を切って全面的に直したほうがいいかな…。幸い、丈の長い着物なので裾を切っても着にくくはなりません。
↓裾をほどいたところ。一番下は、八掛け裾についていたテープ状の布
↓傷んでいる八掛けの裾を切って折り返し、テープ状の布を挟んで縫い留めておきます
↓八掛けの新しい裾が少し見えるように表布を折り返したところ。くけ縫いで八掛けと表布を縫い合わせれば完成
↓身丈157㎝だった着物が、3㎝短い154㎝になりました