５月６日は野辺山高原の飯盛山へ。この日は晴れていたけれどスカッとした晴天ではなく、ちょっと霞がかかったような空が何とも残念。でも、三度目にして初めて飯盛山から見たい山が全部見えたので、良しとしなければね。
↓正面は八ヶ岳。やはりこの山々が見えないと、飯盛山に来た甲斐がありません
↓いつも雲に隠れていた南アルプスも見えた！
↓正面に富士山が写っているの、わかります？ 三度目でやっとその姿を確認できました
飯盛山は駐車場から１時間ほどで山頂まで行けるので、私のような根性なしにはピッタリの山。ただ、眺望は抜群ですが花はそれほど多くなく…。とはいえ、目をこらして探しました（笑）。
↓ミツバツチグリ
↓タチツボスミレ
↓満開のヤマザクラ（たぶん）
５月４日は軽井沢駅から碓氷峠遊歩道へ。毎年ゴールデンウイーク中に歩いているので、野草の定点観察にもなっています。
↓まずは、毎年「ここ、使わないなら私にくれないかな」と念を送っている別荘地（家が建っていない）にて、ホソバノアマナを発見
↓タチカメバソウも元気に咲いていました
↓別荘地から峠まで、今年はなぜかヒゲネワチガイソウの花が目につきました
↓少しだけどフデリンドウも。今まで、峠の遊歩道ではあまり見なかったような…
その代わり、毎年遊歩道で確認していたエイザンスミレが見当たらないっ！
そうそう、もう一つショックなことが。去年、ヤマエンゴサクの見事な群生があった旧軽の別荘地が半分整地されてしまい、当然そこのヤマエンゴサクは消えてしまった…。
↓シロバナエンレイソウ
ほかに、クリンユキフデ、タチツボスミレ（これは本当にそこかしこに）、ネコノメソウ、ツルキンバイ、トウゴクサバノオ、木の花では遊歩道沿いにモミジイチゴの花がけっこう咲いていて、「今年も会えてよかった！」と地味～な喜びをかみしめたのでした。
大座法師池を後にして、車で20分ほどの霊仙寺湖へ。２～３年前に訪ねたときに湖畔近くにミズバショウの自生地の案内図があったような記憶があったので寄ったけれど、う～ん、見当たらない。
↓霊仙寺湖畔から見る黒姫山（左）と妙高山
車に戻って地図を見直したら、あ～ら大座法師池からの道のそばにあったのを見落としていた。むれ水芭蕉園というところでした。
↓水芭蕉園を入ってすぐの場所にいきなりニリンソウの群生が！
↓ここのミズバショウは葉がかなり伸びてきていて、花が隠れてしまうほど
↓リュウキンカの花も真っ盛り
１周30～40分ほどのこじんまりした園内ですが、ほぼ自然のままの自生地で、ニリンソウがここまでミズバショウと混在しているのを見たのは初めてだったので大満足。
今年のゴールデンウイークも信州へ。ようやく本格的に野草観察できる季節なので、いそいそと出かけて行きました。
まずは５月３日に飯綱高原へ。隣の戸隠高原には何回か行っていましたが、ここは初めて。お昼前には着く予定が、上信越自動車道が事故渋滞で目的地の大座法師池の駐車場に着いたのが午後１時半ごろ。駐車場が満車で駐車できない～。仕方なくちょっと離れた場所にとめたら、偶然ミズバショウの群生地の近くに。
↓林の中にひっそりと咲くミズバショウとリュウキンカ
↓すぐ近くに大谷地という湿原があり、ここにはリュウキンカの大群生が
↓大谷地はミズバショウも見ごろ
↓大座法師池のキャンプ場。キャンプは苦手なので見るだけ～
