5月28日。「地球温暖化」をテーマに学びの即興劇の授業。
これをプロのカメラマンに撮影していただき、DVDに入れてもらいました。さすが!私が手持ちのカメラで撮影するのとはまったく違う。
今度は最後まで見ました。やはり、自分の授業をこうして見るのは、とても勉強になります。(ドラマフェスティバルのDVDも見なくっちゃ)
授業の流れは以下の通り。
①それぞれが好きな色を決めて、虹色の順に並ぶ。紫外線、赤外線の説明。温室効果ガスと赤外線の話。
②○×クイズ。地球温暖化について。
③講義。地球温暖化の仕組み、地球温暖化はどうして加速されるのか、地球温暖化でおこること(IPCC予測)。
④グループ分け。即興劇「水不足」「食糧不足」「洪水」「感染症」グループ別に資料配布。資料を参考に未来予測を劇化する。
⑤ふりかえり。グループで。
⑥ふりかえり。グループの発表。
「地球温暖化」を90分でというのは、とても無理。3時間あれば、まとまるでしょう。
今回の劇は地球温暖化でおこる「水不足」「食糧不足」「洪水」「感染症」を予測、体験してもらうということをねらいとしました。
にもかかわらず、前段の講義は「地球温暖化がなぜおこるか」というところに力を注いでいました。できればそういう部分は前回の授業でやって、「地球温暖化」がおこるという実感をベースに、授業が組み立てられると良かったかもしれません。
劇のあとのふりかえりを各グループで話し合いながらカレンダーの裏に書くという方法でやってもらいましたが、これも何を書くのかということがうまく伝えられていませんでした。いきなり「疑問に思ったことを書く」というのは難しかったのかもしれません。ここで出た疑問を次の授業へ繋げるようにしたかったのですが・・・。まずは、やってみて感じたことを出してもらった方がやりやすかったでしょう。
劇をするとき学生たちは、声が出ていなかったり、お尻をむけたままだったり、セリフを言う時つい照れ笑いするなど、いろいろあるのだけれど、改めて見てみると、結構おもしろい。カメラマンと一緒に来た映像センターの方が「本当にあれだけの短時間で即興劇をするので驚いた」と言われるのももっともだと思いました。用意されたものでないエネルギーが面白いのでしょう。
でも、何より感心したのは、学生たちがとても楽しそうだということ。私自身も嬉しそう。別人みたい。いつもこの授業では嬉しそうな顔しているのかなあ。(それにしても、アップになると顔のシミが目立つなあ)
楽しければ良いというものではないでしょうが、楽しいということは良いことだと思う。
これまでは、次の授業の開始が40分後だったので余裕があったけれど、今年は10分後に始まるので絶対90分で終えなければならず、今回も最後は言いたいことをカットしました。次の週につなげられるから、いいのですが。
このプログラム、磨き上げたいと思っています。