徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

死刑制度の現状を考える

2007年12月11日 13時45分53秒 | 独り言・社会・ニュース

先日、死刑執行者名が発表され話題になっています。
現在、死刑制度を存続させているのは日本など88カ国地域(2006年9月現在)あるそうです
その一方で死刑を全面的に廃止しているのは88カ国で通常の犯罪のみ廃止している国や法律上死刑を認めているが実際は死刑を行なっていない国などを含めれば、事実上の廃止国は世界の約70%にのぼるそうです。

その内1990年以降にすべての犯罪に対する死刑を廃止した国は40ヶ国以上あります。
国連で「市民的および政治的権利に関する国際規約の第二選択議定書」といった死刑廃止に関する国際協定が定められるなど、死刑廃止は世界的な潮流となっています。

  今日の絵は”村の鎮守” F10号

アメリカの死刑制度の有無は州によって異なりアイオワ州、ハワイ州などの12州およびワシントンD.Cでは廃止しています。
ヨーロッパでは、すべてのEU加盟国で死刑制度が廃止されています。
理由として、死刑は残酷で非人間的な刑罰であるとして世界に廃止を呼びかけています。
このため、新たにEU加盟国は、死刑を廃止することが条件の一つで、加盟をまざすトルコも2002年に死刑制度を廃止しています。

日本では、国会議員から構成される「死刑廃止議員連盟」も存在するのですが、廃止論が高まらないのは、犯罪がより残忍、凶悪になってきており、犯罪の抑止力となっていると思われていることと、その被害者遺族の感情を考えれば中々廃止に踏み切れないのが現状なのです。

が、殺人事件発生率と死刑制度の有無を国別に見ても、あまり関係がないという資料もあります。
殺人事件の発生件数(人口10万人当たり)が多い国のトップは、スワジランドで次にコロンビア、南アフリカ、ジャマイカ、ベネズエラですが、その内死刑のあるのはスワジランド、ジャマイカの二国です。
反対に、殺人発生率が低い国のトップは、パキスタン、次にカタール、ミャンマー、キプロス、モロッコ、日本となっており、その内死刑制度があるのが、パキスタン、カタール、日本です。

このように、犯罪の抑止力と言うのもあまり効果がないように思われます。
日本では無期懲役があっても終身刑がないということも、廃止議論が高まらない理由とされていますので、終身刑や懲役何百年というのも考えてみるのも一考ではないでしょうか?


アメリカの球場事情ーその2-

2007年12月10日 12時48分12秒 | 野球・タイガース

今日は、イチロー、城島が在籍するシアトル・マリナーズの本拠地、セーフコ・フィールドです。
セーフコの名は、保険会社セーフコがネーミングライツを買い取って、その保険会社の名前が付けられました。

     

球団の創立は1977年ですが、創設初年度は100万以上の観客を集めたのですが、その後低迷を続け、順位も4位~7位と悪く、観客数も100万以下でした。
しかし、この10年間は、観客数も200万~300万と増加して、成績も地区優勝するなど、良くなっています。
2001年にイチローが入団し、2004年には任天堂の社長が共同所有者として名を連ね、今は任天堂のアメリカ法人が筆頭オーナーとなっています。

   
                          マリナーズのマスコット ”ムース”

球場は、当初はキングスタジアムといってドーム式でしたが、1999年に世界で2番目の開閉式屋根付き球場を建設しました。
観客数は47116人収容でき、左翼が100.9m、センターが123,4m右翼が99.7mとほぼ扇形をしています。
特徴として、外野が広く、特に左中間は118.9mあります。


アメリカの球場事情ーその1-

2007年12月09日 17時11分49秒 | 野球・タイガース

12月5日付けの当ブログで、球場の日米の違いについて述べ、その時はボストン・レッドソックスのフェイン・パークを紹介しました。
まだ、アメリカには行ったことがありませんので、MLB(大リーグ)の球場について、どんなのかを調べてみます。

今日は、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地「AT&Tパーク」です。
この球場も、前回と同様、この球場も左右対称ではありません。
おまけに、そのライト(右翼)後方は湾の入り江「マッコピー・コープ」で、場外ホームランは、池(いや海)ポチャとなります。

   

この球場は2000年にサンフランシスコ湾岸に造られ、本塁から左翼ポールまでが約103mに対して右翼ポールまでが、MLB最短となる約94.2mのイビツな形状をしています。

  

しかし、右翼までが短いといって場外ホームランは容易と思われますが、大間違いだそうです。
海上では、海に着水したボールをめがけてカヌーを漕いで、フアンがボール争奪戦を展開する様子をTVなどで見たことがあります。

  海岸から球場を見る

このホームランの本数は、ジャイアンツの選手が放ったものをスプラッシュヒットとしており、今季終了時点で45本出ています。
ビジター球団は、たったの15本だそうです。

スプラッシュヒットで有名なAT&Tパークは、レンガ造りのフエンスなどでも有名で、古き良き伝統と現代らしさがミックスされた球場なのです。


銭闘、悲喜コモゴモ・・・・

2007年12月08日 09時51分12秒 | 野球・タイガース

昨日、タイガースの新井の入団発表がありました。
新井がサードを守るのか、打順はどうなるのか、開幕に向かって興味津々です。
その2008年のセ・リーグの開幕は、3月28日、タイガースは京セラドームで横浜戦で開始されます。 パ・リーグは3月20日に開幕。

      

新井選手については、星野ジャパンの活躍がまだ記憶に新しく、来季の活躍が期待されますが、同じサードの今岡は、今年も不振に喘ぎ、5000万円のダウンとなっていますが、この守備争いも見逃せません。

契約更改が進んでいる中で、橋本、久保田、江草の中継ぎ陣のアップ額をめぐって、保留組が続出しています。
確かに、鳥谷、桜井、林、それに狩野や葛城などの野手組は、大幅なアップとなり、杉山も加えた投手陣の評価が低く、今後の成り行きが注目されます。
試合をつくってきたと自負する中継陣にも、もう少し考えてあげたほうが、と思うのはフアン心理なのでしょう。

でも、久保田が5500万円の倍増出来ず、藤川との差が大き過ぎるといって保留していますが、球団側としては、藤川とは、オーラが違い、フアンに対するアピール度が違うことを揚げています。
久保田劇場で代表されるフアンの不安度は、藤川の比ではないことも確かです。

その他のダウン組は、福原、藤本、桧山、能見などですが、全体的に見て、野手組の方が有利のようです。

来季の背番号もかなり変更があるようです。
新井が25番をつけることになった影響なのでしょうが、背番号というのは、その選手の標識みたいなものなので、あまり変更はしないようにすべきと思うのですが・・・・

保留組の今後の銭闘と下柳やグライシンガーの去就にも目が離せません。


日本流の革命・・・補足

2007年12月07日 10時26分27秒 | 独り言・社会・ニュース

12月2日付けの当ブログで「日本の革命」について「信長の比叡山焼き討ち」「太閤検地」革命の一種について述べましたが、今一度この事について補足したいと思います。

革命といえば庶民から時の権力者に対して、暴動を起こして転覆を図ると言うことだけではないのです。

  
    比叡山 根本中堂          
 織田信長

織田信長の比叡山焼き討ちによって、今までは危険な武装集団だった仏教団体の牙を抜き、おとなしい宗教集団に改造したのは、大きな宗教革命だったのです。
武力革命であったので犠牲は伴いますが、200万人を惨殺したフランス革命に比べれば、少ない犠牲者で済んだと言っていいのではないでしょうか?

この革命によって日本人は不条理きわまる重苦しい宗教勢力から開放され、中世から近世へ近づいたのです。

         教科書に載っている太閤検地図

「太閤検地」については、農民を苦しめる悪政としか認識していない人が多いのではないでしょうか?
ただの土地台帳の作成ではなく、全国の土地を石高という単位で統一したものなのです。
つまり、曲尺(かねじゃく)の6尺3寸を1間に、1間四方を1歩(1坪)、1町を10反、100敏、3000歩に定めました。(明治になって1間を6尺に)
律令制下では所有権は国家
だったものが、平安時代には、壮園という貴族達の私有地が出来、当然壮園には、土地台帳もなくどれだけの壮園があったのかも分からなかったのです。

結果として壮園制度を完全に破棄し、「一地一作人」といって、その土地の所有者をただ一人の耕作権を認め、小規模農家が自立できるようにする上からの農地改革だったのです。
農民出身の秀吉は、同じ土地を自作農として利用出来れば、生産性が上がることを承知していたに違いありません。
しかし、後の江戸時代には、農民はその土地に縛られ、小作人が増えたのも事実です。

信長にしても、秀吉にしても「人民のために」したという意識はなかったのです
権力を拡大するのが目的だったとしても、結果として彼らは民意を汲み、いわば人民のために革命を起こしたということになるのです。


都市交通の主役に・・・エコ電車

2007年12月06日 15時55分00秒 | 鉄道のよもやま話

19世紀後半に登場した電車は、まず路面電車として使われてきました。
が、モータリゼーションの進行とともに多くの国で姿を消してゆきました。

しかし、その自動車の増加による渋滞や排ガス公害などが深刻になり、その上高齢化や中心市街地の空洞化などの問題が発生すると、その対策案として、再び路面電車が見直されてきました。

 
    モスクワの路面電車       
フランスのLRT 芝生の上を・・

その案は、車両だけではなくソフト面まで含めた運行システム全体を革新されたもので、LRT(ライト・レール・トランジェット)と呼ばれる新しい路面電車が登場してきて、世界各国で普及しつつあります。
この内容については、昨年12月24日付けの当ブログでも紹介しましたが、今日は世界の路面電車について考えてみました。

LRTとは、再び紹介しますと、車両を低くして乗りやすくするだけではなく、電車の運行のあり方を見直して「利用しやすさ」を徹底して追及したもので、自動車を締め出した街路を歩行者や自転車とともに走ったり、電車優先信号を導入して自動車より早く目的地に着くように工夫され、交通機関としての信頼性を高めたものです。

路面電車が一番多くの都市で走っている国は、ロシアの68都市。
次にドイツの57都市。3位がアメリカの30都市。4位がウクライナの24都市。
日本は5位で19都市となっています。
距離的に長いのは、ドイツの3227Km。
2位がロシアの2994Km。3位がウクライナの1098Km。日本は271Kmです。

  日本の路面電車

日本でもっとも路面電車が発達しているのが広島市で低床電車が街のメインストリートを数分おきに行き交っています。

LRTの発達が著しいのはフランスのストラスプールで1994年の開業以来、デザインも素晴らしく、世界の注目を集めています。
ここでは、電車が走る中心市街地は自動車の乗り入れ禁止し、専用軌道には芝生を敷き詰めて電車の騒音を低減しています。

これからも日本でも路面電車を見直しされ、LRTを中心に検討している都市が多くあります。
函館市、新潟市、宇都宮市、東京都、堺市、京都市、伊丹市などで、伊丹市は大阪国際空港からJR伊丹駅までの区間をLRTで検討しているようです。

  燃料電池で走るSMIMO

また、川崎重工では架線レスで燃料電池で走るSMIMOと呼ばれる電車の開発も行なっています。

 


野球場の形状が日米で違うのは・・・

2007年12月05日 10時18分22秒 | 野球・タイガース

日本の野球場の形状は、ほとんどが左右対称の扇形をしています。
しかし、大リーグのスタジアムの形状は左右非対称が圧倒的に多いそうです。
しかも、外野のフエンスが一部直線であったり、スタンドが飛び出していたり、フィールドがいびつな形状をしているのも珍しくありません。

なぜ、このように日本の球場の形状とアメリカの球場の形状がかくも異なるのでしょうか?
一つは国民性にも寄るのではないでしょうか?
つまり、几帳面な日本人は、左右対称を好みますが、アメリカ人気質としては、大雑把で、計画性がなく、見た目よりもその個性を重んじるのも一因しているように思います。

  
      「フェイン・パーク」球場とその座席 (左翼には座席がありません)

今一つは、アメリカでは、球場を建設する時に、街に空いたスペースに造られることが多かったのも原因しているようです。
その代表的なのが、ボストン・レッドソックスの本拠地である「フェンウェイ・パーク」です。
この球場は、現存するものの中ではMLB(大リーグ)最古の球場で1912年に開場されましたが、何度かスタンドは改修され、観客数は3万6000人でこじんまりとしています。
建設に当っては、一つの街の一区画内に造られたため、本塁から中堅までの最深部が420フィート(約128m)、右翼フエンスまでが380フィート(約115.8m)、左翼ポールまでが310フィート(約94.5m)いびつな形状をしています。

左翼方向に本塁打が出にくくするために広げようとしても後方には建物や大きな道路があり不可能だそうです。
そこで、考えられたのが高さ37フィート(約11.3m)の巨大なフェンスが作られました。

  
    左翼フェンス「グリーンモンスター」 

当初は、広告に覆われていたのですが、1947年に緑色に塗られ「グリーン・モンスター」が誕生したのです。

このように、アメリカでは、当初の計画の段階とはかけ離れて場当たり的な改修を繰り返して、球場が出来上がったと言うわけです。


北京へGO・・・中国の野球事情は・・・

2007年12月04日 09時32分14秒 | 野球・タイガース

この3日間は、TVに釘付けでした。
北京オリンピックのアジア枠での出場を賭けての戦いは、日本のつなぎ野球が功を奏しました。
一発が無いと言われ、地元紙では酷評されていました。
ましてアウェイでの戦い、球場の照明が日本の三分の一という暗さ、等悪条件にもかかわらず、つなぎ、ねばりの野球で見事3連勝を果たし、北京オリンピックの出場を決めました。

特に、韓国の紳士協定を無視した奇襲作戦や、ワザとデッドボールになる体当たり戦術などは、国際試合には相応しくない汚いやり方で、その国民性が現れたのでしょう。ともかく、来夏の北京オリンピックが楽しみとなりました。

台湾、台中にある洲際球場は、日本にある地方球場とよく似通っています。
規模的は勿論ですが、市街地から少し離れたところにあり、周りは何も無いというものだそうです。
収容人員は、内野15000人、外野5000人で台湾では最大だそうです。

  

北京オリンピックは、2008年8月に開催されますが、その球場はどんなのか調べてみたのですが、分かりませんでした。
どなたかご存知の方がおられましたら、お教え下さい。

中国にもプロ球団があったのです。
年間60試合を行なっているそうです。
2005年のデーターですので、現在は?です。
それも6球団あり、その一つに「北京タイガース」というのもあります。
中国では「北京猛虎」というそうです。

 

オリンピックの野球競技には、8ヶ国が出場できます。
現在、出場が決まっているのが、アメリカ地区で「アメリカ」「キューバ」 ヨーロッパ地区では「オランダ」 アジア地区では「日本」 開催国として「中国」の5ヶ国です。
世界予選として各地区の2,3位とオーストラリア、南アフリカの8ヶ国が、残りの3枠を目指して、2008年4~5月に台湾で行なわれます。

ちなみに各地区の2,3位は、アメリカ地区で「カナダ」「メキシコ」 ヨーロッパ地区では「イギリス」「スペイン」 アジア地区では、「韓国」「台湾」です。


映画「ナンバー23」

2007年12月03日 09時18分43秒 | 映画・社会

11月23日に公開された映画「ナンバー23」を見てきました。
”ミステリー”とか”謎解き”とかの宣伝文句につられたのですが・・・・
昨年に見た映画「ダビンチ・コード」を重ね合わせて、期待していたのですが、数字の「23」のこじ付け的な要素が多分にありました。
まぁこれはこれで、結構、面白く見ることが出来ました。

 

この映画の監督ジュエル・シューマッカーの23作目で公開日が23日23の数字にまつわる世界的な一大スキャンダルと思いきや、単なる個人(主人公ウオルター)の精神病的な錯覚がこの物語の内容で、オーソドックスなオチとなっています。

天地創造が紀元前4004年10月23日。
シーザーの暗殺時の刺し傷が23ヶ所。
ラテン語の構成文字は23.
人間の性を決定付けるのは23番目の遺伝子。
古代マヤ人が信じた世界の終末は、2012年12月23日。
広島への原爆投下は8時15分(8+15=23)

いずれも真偽の程は分かりませんが、歴史的な世界観から色々と23にまつわる出来事があり、その数字が人類に多大な影響を与えるか如き大袈裟なものではないようです。

 

動物管理局に勤める平凡なウォルターは、誕生日に妻から自費出版された一冊の本をプレゼントされます。
その本の内容は、過去の自分にそっくりなところがあり、興味を持ちます。
その本の主人公が一人のブロンズの女性と出会いますが、その女性は23という数字に呪われて、自殺をします。
ウォルターも自分の周りにも、住所や誕生日、保険の番号など23という数字が多くあることに気づき、自分も23の虜になり、ブロンズの女性が死んだように自分も妻を殺すのではないかとおびえ、この本の作者を探そうとします。
さて、その作者は、誰であったのか・・・・妻ではないかと疑いますが・・・・
結末は、映画館でお楽しみ下さい。


日本には革命は存在しなかったのか?

2007年12月02日 09時37分58秒 | 江戸時代とは・・・・・

歴史の辞典などを調べると、封建社会から市民社会や資本主義社会への移行する時に起こる革命を「市民革命」あるいは「ブルジュア革命」といって、それの確立がなければ真の市民は存在されないと言われているのですが・・・

では、日本には、そのような革命がなかったので、本当の市民はいないのでしょうか?
否、日本にも革命とは呼ばれないにしても、それと同等の革命があったのではないでしょうか?

 
   
今日の絵は、”古き良きもの・・・” F6号

革命という本来の意味は、漢語で言えば中国で王朝が交替する易姓革命のことで、マルクスがいう革命とは全く別物で、英語でいうrevolutionですが、この意味での革命も本当にそれほど素晴らしいものとはとても信じられません。

最近でも世界で起こった革命を見ても、中国の文化大革命カストロのキューバ革命、イランのホメイニによるイスラム革命などを考えても、どう考えてもその国が素晴らしい国になったとは思えないのですが・・・・

日本の歴史では、革命とは呼ばれないにしても、全く別の形で革命を繰り返していたのです。
織田信長の比叡山焼け討ち
は、それまで危険な武装集団である宗教集団をおとなしくさせ、改造したのは大きな革命だったのです。

豊臣秀吉の太閤検地も革命と呼ばれてもおかしくないものです。
全国の土地を石高という単位で統一し、大名の収入を安定させたもので、今までの律令制度、荘園制度を破壊し、土地の所有権を一人に耕作権を与え、小規模農家が自立出来るようにする農村革命だったのです。

明治維新も一種の革命であったのです。
しかし、この革命にも多くの犠牲の上に成り立ったことを忘れてはなりません。
そして、安土桃山時代、江戸時代の政権は、日本式のなし崩し革命によって、かなり快適かつ気楽に暮らせる社会や文化を築き、悲惨極まりない市民革命などを起こす必然性などなかったのです。