あまりにも失礼な話で、本当は書きたくないのですが… 実際にあったこと&やってしまったことは、なるべく書こうと思っているので書くことにしました。
昼出勤の場合は朝8時過ぎに朝食を取るので、12時頃になっても空腹にならないことが多い。それでも何か食べておかないと、夕食時間まで持たない… ということで、パン1個だけを食べて仕事を始める。いつもは出勤途中のコンビニでそれを買うのだが、先日は家にあったバウムクーヘン1個を持って行った。それがまた、はちみつ味でなかなか美味しかった。ところが、急いで食べたせいなのか、飲み物なしで食べたせいなのか… あるバス路線を一往復した頃から、ゲップが止まらなくなってしまったのだ。しかし「口を閉じていれば問題ないだろう」と、バスの運行を続けた(そんなことで運休はもちろん、運転士の交替もありません)。待機場所を出て始発地点へ行ったけれど、乗客はゼロ… 次のバス停も乗客ゼロ… ゲップが出そうになったら口を閉じて、落ち着いたら「○○停通過~」とバス停の確認をしながら走行していた。ところが、バス路線の半ばを過ぎた頃、乗客ゼロの連続についつい油断して、ゲップが出そうだったのに「△△停通過~」と言いかけたために、口から「ゲェプッ!」と音を出してしまったのだ。もちろん、マイクをつけたままだったので、車内スピーカーでの大音量… 私は「あぁ、良かった。誰も乗ってなくて…」と思ったのだが、数秒後には一人の乗客がいたことを思い出した。すべてのバス停で乗客ゼロだったと思い込んでいたけれど… 始発点から3つ目のバス停で、女子高生が乗っていたのである。これほど失礼なことはない! 乗客、しかも花も恥らう(?)乙女の前で… 私の大失態である。「誰もいないと油断していたら、鼻歌を聞かれてしまった」という話は笑えるけれど、ゲップは笑いごとではない。しばらくの間、私は固まってしまった。そして、赤信号で止まった時に「さきほど、私がゲップをしてしまい、申し訳ありませんでした」と、私はマイクを通して彼女に声を掛けた。すると最後部に座っていた彼女は「はぁ?」と、何のことだか分かっていない様子だった。結局、最後まで他に乗客がいなかったので、終点で改めてお詫びをすると、彼女は「あぁ、いいですよ」と言ってくれたのだが… 実は、ヘッドホンをしていたのである。そうだったのか… 私が発した不快な音を聞かれずに済んだことが、せめてもの救いであった。