私が最初に配属されたのは、某駅の発着を中心とした路線だった。その某駅周辺の道路はかなり整備され、線路も高架になって踏切がなくなり、駅前ロータリーも新しく作られて… て… ででで…。。。
ロータリーと言っても、そのイメージは人それぞれ… そこで、細かい話は抜きにして、片仮名の“コの字形の通路”を思い浮かべてください。まず、バスはコの字の左上から入ります。左から右へ向かっている最初の直線に、降車専用のバス停があります。そして、右へ曲がった後の直線(下向きの直線)には、弊社の2番乗り場があります。さらに、もう一度右へ曲がった後の直線(右から左へ向かっている直線)には、弊社の1番乗り場と他社バス乗り場があります。そして、左下が出口になりますが… が… ががが…。。。
1番乗り場と2番乗り場にバスが停まっていると、バスが通れない(二度目の右折ができない)というのです。1番か2番のどちらか1台だけならば通れるらしいのですが、それでも本当にギリギリ一杯だそうで… 「ガツン!」なんて、いつ誰がやってもおかしくない状況です。最初から何台ものバスが入るって分かっているのに… 設計した人は、バスがヘビやウナギのようにグニャッと右折できるとでも思ったのでしょうかねぇ??? いや待てよ… 今、先輩運転士から聞いている“弊社の伝統”を思い出しました。「駅が新しく整備されて他社バスが入るようになると、弊社バスは撤退を余儀なくされる」という… そうなれば、今の狭いロータリーでも問題ないですね。ハハハ…