あるバス停で一人だけ乗せて、着席確認して扉を閉めて発車… と思っていたら、扉が閉まる直前になって開いてしまった。「ビーッ!」とセンサーが反応したのである。「どうしたんだ?」と思っていると、「プシューッ!」と再び閉まり始め… 「よしよし!」と思っていると、「ビーッ!」と反応して開き始め… ビーーーッ! プシューーーッ! ビッ! プシューッ! ビーッ! プシュッ! ビーーー… 扉は不規則なリズムで開閉を繰り返していた。私は駐車ブレーキをかけて、扉が一人で遊んでいる乗車口へ行ってみた。すると… “犯人”がユラユラと風に揺れていた。バス停に生えている植物の細い枝(葉っぱ付き!)が車道側へ伸びていて、扉を開けた時に中へ入ってしまったのである。とりあえず、枝を乗車口の外へ押しやって、扉が閉まるのを確認してから発車した。その後は、いつもよりも少しだけ歩道から離して停めるようにしたけれど、いつかは切られる運命かも…