新しくなった某駅ロータリー… 発車直前に乗り場へつけると、十数名がドッと乗り込んできた。一番乗りのオバサンは当然のように“助手席”に座り、他の乗客も次々と着席して… バスは30秒ほど遅れて発車した。途中のバス停で三人降り、七人降り… あるバス停で二人降り、乗客は助手席のオバサンを含めた3人だけとなった。そして、そのバス停を発車した瞬間、バスのタイヤがまだ半回転もしていないであろうというタイミングで「ピンポォ~ン!」と降車ブザーが鳴らされた… と、ほぼ同時に助手席から「カチカチッ!」という音が聞こえた。多分、降車ボタンを押し遅れたに違いない… そう、助手席のオバサンは、他のおばさんに“負けた”のである。次のバス停に接近して、私が「ご乗車ありがとう~」と言い始めたところ、一人のおばさんが後方から通路を歩いてきた… と、それを察知した助手席のオバサンは、そのおばさんの行く手を阻むかのように慌てて席を立ったのである。これで2勝1敗ということなのか… まさか毎朝そんなことをやってるわけじゃないですよねぇ…???