バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

また? また!? またまたぁ~!

2012年01月02日 19時46分49秒 | バス運転士

今朝6時前、某転回場から出て始発の某住宅地バス停へ… その時、後ろから妙にノロノロとやってきた車がいたので、私は「お正月だから、不慣れなドライバーなのかな?」と思っていたのだが… それは赤色灯を点けていないパトカーで、バス停に止まった私のバスをゆっくりと追い抜いて行った…

始発のバス停で発車時刻待ちをしていたら、すぐ左にある某飲食店の駐車場から別のパトカーが赤色灯を点けて出てきた。私は「今日は通勤途中でも何台かすれ違ったし… やたらパトカーと遭遇するなぁ~」と思った。

一つ目のバス停を通過して、二つ目のバス停へ向かっていた時… 「次のバス停に乗客はいるのだろうか?」と、薄暗い歩道を凝視していた私の視界の右端に、赤色灯らしきモノが急に飛び込んできた。私は「どうせまた巡回中のパトカーだろう」と思ったのだが… それは、消防署から出動しようとしている救急車だったのである。

その時、サイレンが鳴り始めたのだが、バスは既に救急車の真ん前に… 私は「しまった!」と思いながらも救急車のウインカーを見て「右ということは… 私のバスと同じ方向じゃないか!」と分かってすぐに止まり、「ごめんなさい」と手を挙げた。

約2時間後… 再び某住宅地から発車したところ、またもや目の前で(さっきほど至近距離ではなかったけれど…)救急車の出動を見ることになった。私は「今日はパトカーだけでなく、救急車も忙しいのか…」と思った。

ほとんどのバス停を通過してスイスイと走り… 途中の某駅で発車時刻待ちをしていたら、一人のお婆さんがやってきて「このバスは○○へ行く?」と言ったので、私は「はい、行きますよ。この次ですけど…」と答えた。お婆さんは「あぁ、ありがとう。乗せてもらうわ」と言いながら乗ってきた。

約1時間後… 私のバスが終点で折り返して○○停に戻ってきたところ、そこで乗ってきたお婆さんに「あら、さっきの運転士さんだがね。行きも帰りも…」と言われてしまった。嬉しいやら恥ずかしいやら不思議な気持ちで…

もしも、それがお婆さんじゃなくて“もう少し若い女性”だったら、私は「ひょっとして…!?」と思ったかもしれない(ないない、有り得なぁ~い!)。そして「私には一足早く春が…!!」なんて思ったかもしれない(その歳で“早く”という表現はやめとけ!)。

ということで、今年のキーワードは“再会”に決定!(なんのこっちゃ!?)